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ロボアドバイザー 投資

SBI証券・住信SBIネット銀行のロボアドバイザー3種類を徹底比較。運用実績と手数料や機能など

更新日:

SBI証券・住信SBIネット銀行が提供するロボアドバイザーサービスについて解説します。SBI証券の証券口座もしくは住信SBIネット銀行の銀行口座を開設している方のみが利用することができるサービスで、全部で3種類のロボアドバイザーがあります。運用コストから運用実績、搭載機能、手続きにかかる時間などロボアドバイザーに関する様々な情報を比較してます。ロボアドバイザーの利用を考えている方は参考にしてみてください。

SBIのロボアドバイザーサービスを利用する人の画像

SBIのロボアドバイザー

SBI証券会社が提供するロボアドバイザーサービスについて解説します。SBI証券では「WealthNavi for SBI証券」というサービスが配信されています。このサービスについて概要から利用のメリットを説明します。ロボアドバイザーを利用した投資を視野に入れている方で、ロボアドバイザー選びに迷っている方は参考にしてみてください。

そもそもロボアドバイザーとは

ロボアドバイザーとは、最新技術を駆使して過去の投資データを基にロボットが投資家に対して資産運用のアドバイスを行ってくれるサービスのことです。ここからはロボアドバイザーの概要と利用のメリット・デメリットを説明します。

ロボアドバイザーサービスは大きく2種類に分けられ、アドバイスのみを行うものから実際に資産運用をロボアドバイザーが行うものに分かれています。

ロボアドバイザーとは?仕組みとメリット・デメリット、具体的な利回りや実績も比較

投資一任型

投資家に代わってロボアドバイザーが実際の資産運用まで行ってくれるタイプのサービスです。

投資家はロボアドバイザーの利用開始前に簡単な質問に解答するだけで、その答えに基づいてロボアドバイザーが資産運用のポートフォリオを作成して提案してくれます。その後、投資家が運用プランを選択することでロボアドバイザーが資産運用を自動的に行ってくれる仕組みです。

アドバイス型

投資一任型に対してアドバイス型とは、投資家に最適なポートフォリオの提案までが行われるタイプです。

投資一任型と同様に、資産運用に関する質問の解答に応じて最適な資産運用の方針やポートフォリオがロボアドバイザーより提案されます。ロボアドバイザーは資産運用のアドバイスやポートフォリオ提案までしか行わないため、実際の資産運用は投資家自身で行う必要があります。

ロボアドバイザーのメリット

ロボアドバイザーは口座に投資資金を入金するだけで、運用プランに合わせて自動的に資産運用が開始されることとなります。そのため、投資家自身が投資に関する知識がほとんど無い状態でも簡単に運用を開始することができます。資産運用の際の売買取引等もロボアドバイザーが自動で行ってくれるため、投資家が運用に割く時間と手間を短縮することができるメリットもあります。

さらに、ロボアドバイザーの利用開始前に簡単な質問に答えるだけで自身の投資目的や資産運用の方針に合った最適なポートフォリオが作成されます。自身で最適なポートフォリオを形成するのは特に投資初心者では難易度が高いため、ロボアドバイザーを利用するメリットと言えます。

また、ロボアドバイザーでは少額からの投資を行うことができます。例えば、THEO(テオ)というロボアドバイザーでは1万円から投資を行うことができ、まとまった投資資金を用意することが難しい投資家にメリットとなります。

ロボアドバイザーのデメリット

投資一任型のロボアドバイザーは、投資家に代わってロボアドバイザーが資産運用の全般を行うこととなります。そのため、通常の投資と比べてロボアドバイザーによる運用管理の手数料がかかることで手数料が高くなるデメリットがあります。また、NISA(ニーサ)制度という、一定条件内で行われた投資の利益を非課税にて受け取ることができる、税制優遇制度の利用が不可能なことがあります。NISAは投資家にメリットの大きい制度ですが、ロボアドバイザーではこのNISA制度を利用した投資を行うことができません。

さらに、長期的な資産形成を目的にしているロボアドバイザーは、短期で大きな利益を上げる投資手法には向いていません。様々な投資手法を取りたい投資家にはデメリットとなります。

投資にリスクは付き物ですが、これはロボアドバイザーを利用した投資でも同じです。ロボアドバイザー投資では過去のデータを基に最新技術を駆使して資産運用が行われますが、投資の世界には不測の事態によって資産の暴落が発生する可能性があり、結果的に損失が発生して元本割れとなるリスクが潜んでいます。

NISAとは?初心者でも分かるNISA解説。種類と運用時の注意点
ロボアドバイザーのデメリットとは?損失はでるのか、本当に信頼できるのか

SBI証券が扱うロボアドバイザー

ここからはSBI証券が提供するロボアドバイザーサービスをご紹介します。SBI証券では投資一任型のロボアドバイザーとアドバイス型のロボアドバイザーのそれぞれでサービスが配信されています。

ただし、SBI証券のロボアドバイザーサービスは、SBI証券の証券口座を開設している投資家しか利用することができないので注意が必要です。

投資一任型

SBI証券が提供する、投資一任型のロボアドバイザーサービスには、「WealthNavi for SBI証券」があります。国内のロボアドバイザーサービスの大手2社と提携し、SBI証券で証券口座を持つ投資家を対象にサービスが提供されています。どちらも投資対象は海外の上場投資信託である海外ETFに対して投資が行われ、運用自体はロボアドバイザーが自動で行われることとなります。

参考:WealthNavi(ウェルスナビ)の魅力(SBI証券株式会社公式サイト)

アドバイス型

SBI証券では、アドバイス型のロボアドバイザーとして「SBI FundRobo(ファンドロボ)」というサービスが提供されています。

投資家の資産運用のこだわりポイントを基に、数多くある投資信託の中から投資家にぴったりな投資信託を一本を探してくれるサービスです。投資信託の選定基準は世界No.1の投資信託評価機関であるモーニングスター社の最新評価データを元に行われることとなります。

さらに、「リスクメジャー」として投資信託の値動きの大きさが全ファンドの中でどの水準に位置するのかを5段階で表示してくれる機能があります。(*1)

(*1:リスク段階は1に近いほど値動きの小さなリスクの少ない投資信託ということになります。)

参考:SBI-ファンドロボ(SBI証券株式会社公式サイト)

住信SBIネット銀行が扱うロボアドバイザー

さらに、SBIグループのネット銀行、住信SBIネット銀行が提供するロボアドバイザーサービスがあります。

  • WealthNavi for 住信SBIネット銀行
  • THEO+住信SBIネット銀行
  • これらは住信SBIネット銀行の銀行口座を開設している方のみが利用できるサービスです。

    参考:WealthNavi for 住信SBIネット銀行(自動資産運用サービス) - 商品概要(住信SBIネット銀行公式サイト)
    参考:ロボアドバイザー(自動資産運用サービス)- THEO+[テオプラス]住信SBIネット銀行(住信SBIネット銀行公式サイト)

    3種の投資一任型ロボアドバイザーの比較

    ここからは、SBI証券が提供している3種類のロボアドバイザーの比較を行います。運用コストや運用金額、搭載機能など様々なポイントから3種類を比較しますので、SBI証券のロボアドバイザーサービスの利用を視野に入れている方は参考にしてみてください。

    ロボアドバイザー「WealthNavi(ウェルスナビ)」について実績や手数料など徹底解説。
    ロボアドバイザー「THEO(テオ)」について。実績や手数料から始め方まで徹底解説。

    運用コスト

    まずは実際にそれぞれのロボアドバイザーから資産運用を行う際にかかる可能性があるコストを説明します。

    手数料

    ロボアドバイザーを利用する際にかかる手数料は資産運用の管理をロボアドバイザーが行う「運用管理手数料」と、投資信託を保有することでかかる「信託報酬」があります。以下ではこの2種類の手数料について比較します。

    サービス名 運用管理手数料(預かり資産額に対する年率) 信託報酬
    WealthNavi(SBI証券) 〜3,000万円:1%(税別)
    3,000万円の部分:0.5%(税別)
    0.10〜0.11%(*1)
    WealthNavi(住信SBIネット銀行) 〜3,000万円:1%(税別)
    3,000万円以上の部分:0.5%(税別)
    -
    THEO(住信SBIネット銀行) 〜3,000万円:1%(税別)
    3,000万円の部分:0.5%(税別)
    なし

    WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)間で信託報酬について違いがありますが、運用管理手数料は基本的に同じです。SBI証券と住信SBIネット銀行どちらから利用しても大きな違いはありません。

    (*1:リスク許容度によって異なります。)

    参考:WealthNavi(ウェルスナビ)の魅力(SBI証券株式会社公式サイト)
    参考:WealthNavi for 住信SBIネット銀行(自動資産運用サービス) - 商品概要(住信SBIネット銀行公式サイト)
    参考:ロボアドバイザー(自動資産運用サービス)- THEO+[テオプラス]住信SBIネット銀行(住信SBIネット銀行公式サイト)

    ロボアドバイザーの手数料は高い?手数料の種類とロボアドバイザー7種類の手数料を比較

    長期割

    長期割とは、ロボアドバイザーを利用した資産運用を長期間に渡って行うことで手数料が割り引かれるサービスのことです。このサービスはWealthNavi(ウェルスナビ)のみが対応していますが、公式サイトからWealthNaviの利用を開始した場合のみが適用対象となります。

    SBI証券や住信SBIネット銀行などの「WealthNavi」以外のサービスは対象外です。

    参考:長く続けるほどお得な「長期割」(WealthNavi公式サイト)

    WealthNaviを始める

    キャンペーン

    ロボアドバイザーは時期や期間が限定されたお得なキャンペーンが提供されていることがあります。しかし2019年1月27日時点では3種類ともキャンペーンは実施されていません。

    キャンペーンによってはキャシュバックを受けることができるものなどがあり、お得にロボアドバイザー投資を始めることができる場合があります。ロボアドバイザーの利用を開始する前に情報を確認しましょう。

    運用金額

    次に、ロボアドバイザーを利用した資産運用に関するお金について説明します。

    サービス名 最低投資額 最低自動積立金額 出金可能額
    WealthNavi(SBI証券) 10万円 1万円以上1円単位 制限なし
    WealthNavi(住信SBIネット銀行) 10万円 1万円以上1円単位 -
    THEO(住信SBIネット銀行) 1万円 1万円以上1,000円単位 出金後の口座内資産額が10万円を下回らない範囲で1万円単位

    SBi証券・住信SBIネット銀行に関わらず、最低投資額はWealthNavi(ウェルスナビ)では10万円なのに対して、THEO(テオ)は1万円と非常に安く設定されています。しかし、自動積立が可能な金額についてはWealthNaviが1円単位から設定することができる一方でTHEOでは1,000円単位からとなっています。

    特筆すべきはTHEOの出金可能額についてです。出金後の口座内資産が10万円を下回らない範囲で、1万円単位で行う必要があり、注意が必要となります。

    参考:ロボアドバイザー サービス比較(SBI証券株式会社公式サイト)
    参考:ウェルスナビ「WealthNavi for SBI証券」からの出金はどのようにすればいいですか? (SBI証券株式会社公式サイト)
    参考:出金できる金額には限度がありますか? (THEO公式サイト)
    参考:最低投資額はいくらですか? (WealthNavi公式サイト)

    機能

    それぞれのロボアドバイザーに搭載されている機能を比較します。独自の機能が利用可能となる場合があるため、利用するロボアドバイザーを選択する前にきちんと確認しておきましょう。

    機能 WealthNavi(SBI証券/住信SBIネット銀行) THEO(住信SBIネット銀行)
    1.資産運用シミュレーション 無し 無し
    2.自動税金最適化 有り 無し
    3.リスク回避機能 無し 有り
    4.自動リバランス 有り 有り
    5.自動再投資 有り 有り/-
    6.自動発注 有り 有り
    7.おつりで投資 無し/有り 無し
    8.クイック入金 有り 有り
    9.家計簿アプリとの連携 有り 有り/無し
    1. 資産運用シミュレーション
    2. 質問の回答に基づいて作成されたポートフォリオに沿って、指定期間・指定金額の条件で資産運用を行った場合に結果的にいくらの資産を形成することができるのかをシュミレーションできる機能のことです。

    3. 自動税金最適化
    4. WealthNavi独自の機能です。「DeTAX(デタックス)」と言われ、ある一年間資産運用を行うことで支払いの必要がある税負担の一部または全部を翌年以降に持ち越すことができます。

    5. リスク回避機能(下落ショック軽減)
    6. THEO(テオ)独自の機能です。AI(人工知能)が、世界中のニュースやSNSといった膨大な情報と市場データをもとに、投資対象銘柄や関連する指数が大幅に下落するかどうかを判断して保有銘柄の売買取引によって下落リスクを自動的に軽減する機能です。

    7. 自動リバランス
    8. 資産運用を行っていくなかでETFの時価が変動し、ポートフォリオの資産割合が最適なものとかけ離れたものになっていく場合があります。その割合を最適な状態に戻すことをリバランスと言い、ロボアドバイザーではこのリバランスを自動で行ってくれる機能があります。

    9. 自動再投資
    10. 投資信託の分配金を再度同じ銘柄の投資に回すことを再投資と言い、一定金額を超えた時点で自動的に再投資に回される機能のことです。

    11. 自動発注
    12. 簡単な質問に回答しリスク許容度を決定して、最低投資額を設定することで自動的にETFの買い付けが行なわれる機能です。3種類とも搭載されています。

    13. おつりで投資
    14. 日常生活の買い物のおつりを投資に回すことができる機能です。住信SBIネット銀行のWealthNaviでは「マメタス」というアプリと連携して100円、1,000円などあらかじめ金額を設定し、日々のお買いものの金額の端数との差額をおつりとして自動的に積み立てて資産運用に回すことができます。

    15. クイック入金
    16. インターネットバンキング(*1)を利用することで、24時間365日WealthNaviもしくはTHEO口座へ入金することができるサービスです。3種類とも利用可能な機能で、

    17. 家計簿アプリとの連携
    18. 家計簿アプリとWealthNaviを連携させることで、WealthNaviの資産状況をほかの金融資産の状況と合わせて家計簿アプリで確認することができる機能です。SBI証券のWealthNaviでは、「マネーフォワード」との連携が可能となっています。

    参考:ロボアドバイザー サービス比較(SBI証券株式会社公式サイト)
    参考:WealthNavi for SBI証券 サービス概要(SBI証券株式会社公式サイト)
    参考:WealthNavi for 住信SBIネット銀行(自動資産運用サービス) - 商品概要(住信SBIネット銀行公式サイト)
    参考:ロボアドバイザー(自動資産運用サービス)- THEO+[テオプラス]住信SBIネット銀行(住信SBIネット銀行公式サイト)

    運用益

    ここからは、SBI証券・住信SBIネット銀行が提供するそれぞれのロボアドバイザーを利用して資産運用を行うことで得られる運用益について説明します。運用実績については金融機関に関わらずロボアドバイザーごとに異なります。そのため、WealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の2種類の運用益を説明します。

    利回り実績

    まずはWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)の利回り実績を比較します。

    1. WealthNavi(SBI証券・住信SBIネット銀行)
    2. 「WealthNavi for SBI証券」、「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」の2種類を利用した場合の運用実績をご紹介します。

      以下は2016年1月19日に100万円を預け、その翌月から毎月3万円ずつ積立投資を2018年11月30日まで行ったケースの運用実績です。

      リスク許容度 累積元本額(円)(*1) 資産評価額(円)(*2) リターン
      1 202万 214万 +6.0%
      2 202万 223万 +10.4%
      3 202万 228万 +13.0%
      4 202万 234万 +15.8%
      5 202万 237万 +17.6%

      WealthNaviでは投資家のリスク許容度を1から5の段階に分けてポートフォリオが形成され、リスク許容度の数字が大きくなるほどハイリスク・ハイリターンの運用を行うこととなります。リスク許容度に関係なく、どの運用プランを選択しても安定的に利益を上げることが可能となっています。

      (*1:2016年1月19日時点の預け資産100万円に加えて毎月の積立額3万円を足した、総投資元本額です。)
      (*2:2018年11月30日時点での資産額です。)

      参考:WealthNavi(ウェルスナビ)リスク許容度別の運用実績(SBI証券株式会社公式サイト)

      WealthNaviを始める

    3. THEO(住信SBIネット銀行)
    4. THEO(テオ)では、228通りのポートフォリオの中から投資家に合わせて最適なものが提案されます。228通りのポートフォリオの中からリスクレベルに応じて6種類の運用プランの実績を抽出して実際の利回り実績をご紹介します。以下は2016年3月から2018年12月末までにTHEOを利用して資産運用を行った場合の実績で、全て円建ての結果です。

      年率リスク リターン
      7.01% -0.46%
      7.38% +0.18%
      8.05% +1.14%
      9.05% +2.34%
      10.12% +3.44%
      11.00% +4.36%
      12.02% +5.34%

      一方のTHEO(テオ)では、年率リスクはおよそ7.5%を基準に、超えることで結果的にプラスの資産運用を行うことが可能となる可能性が高いことが分かります。また、THEOでは資産運用と同時にdポイントを貯めることができる、「THEO+ docomo」という便利なサービスも配信されています。

      参考:2018年12月までの実績に関して(株式会社お金のデザイン公式サイト)

      THEO+ docomoを始める

    分配金

    分配金に関する情報を、分配時期・分配場所・分配利回りの3項目で比較します。投資可能な銘柄についてはWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)で違うため、WealthNaviとTHEOの2種類についてそれぞれを解説します。

    1. WealthNavi(SBI証券・住信SBIネット銀行)
    2. 「WealthNavi for SBI証券」と「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」では通常のWealthNaviと同じ6銘柄に対して投資することができます。

      ETF銘柄 分配時期 分配場所 分配金利回り(*1)
      1.VTI(米国株) 3・6・9・12月 WealthNavi内口座の現金部分 1.48%
      2.VEA(日欧株) 3・6・9・12月 WealthNavi内口座の現金部分 1.63%
      3.VWO(新興国株) 3・6・9・12月 WealthNavi内口座の現金部分 0.80%
      4.AGG(米国債権) 毎月 WealthNavi内口座の現金部分 2.70%(2018年5月)
      5.TIP(物価連動債) 毎月 WealthNavi内口座の現金部分 5.32%(2018年5月)
      6.GLD(金) なし なし なし
      7.IYR(不動産) 3・6・9・12月 WealthNavi内口座の現金部分 3.2%
    3. THEO+ 住信SBIネット銀行
    4. 「THEO+ 住信SBIネット銀行」では、41の取扱銘柄の中からポートフォリオに合わせて最適な銘柄が選択され、自動的に投資が行われることとなります。以下では41種類の中から投資可能な金融商品につき一銘柄をランダムに抽出して分配金に関する情報を説明します。

      ETF銘柄 分配時期 分配場所 分配金利回り(*2)
      1.VTV(米国株) 3・6・9・12月 THEO内口座の現金部分 2.75%
      2.EWG(日欧株) 6・12月 THEO内口座の現金部分 5.64%
      3.EWY(新興国株・韓国) 12月 THEO内口座の現金部分 2.59%
      4.IEF(米国債権) 毎月 THEO内口座の現金部分 2.46%
      5.EMB(新興国債権) 毎月 THEO内口座の現金部分 14.43%
      6.TLT(先進国債権) 毎月 THEO内口座の現金部分 2.81%
      7.TIP(物価連動債) 毎月 THEO内口座の現金部分 2.02%
      8.DBC(コモディティ) 12月 THEO内口座の現金部分 1.23%(*3)
      9.IYR(不動産) 3・6・9・12月 THEO内口座の現金部分 2.38%
      1. VTI(米国株)
      2. 米国株式のほとんどに投資することができるETFのことです。米国株式市場の値動きと連動するように設計されています。

      3. VEA(日欧株)
      4. 米国以外の先進国に対して投資することができるETFです。欧州地域・太平洋地域の先進国市場(*4)とカナダの株式が組み合わさったETFです。

      5. VWO(新興国株)
      6. 中国・台湾・インド等の新興国へ分散投資することができるETFです。新興国市場の時価総額とほぼ同様の値動きをするように設計されています。

      7. AGG(米国債権)
      8. 米国債権市場に連動するETFです。バークレイズ米国総合インデックスという、主要な4種類の米国債券指数(*5)を合成したインデックスの動きに連動します。

      9. TIP(物価連動債)
      10. 米国国債に投資するETFです。30以上の様々な種類の米国債を組み合わせたものです。

      11. GLD(金)
      12. 金の価格に連動したETFです。VTIやVEAに比べて品質劣化がなく、永久的に資産価値がある非常に安全な投資対象です。

      13. IYR(不動産)
      14. 米国の不動産ETFです。米国の不動産関連業界の株式指数と連動します。対象銘柄は100を超え、米国不動産に幅広く投資することができます。

      投資するETFによって投資家が得ることができる分配金額には開きがあること、さらに時期によって上述の分配利回りは異なります。海外ETFの運用によって投資額の1.0%~2%の分配金を得ることができると考えて、あくまで参考程度に確認しておきましょう。

      (*1:2018年3月時点での数値です。米国債権と物価連動債以外は全てこの時点での数値となります。)
      (*2:2019年1月24日時点の数値です。)
      (*3:DividendInvestor.com公式サイトでの過去12ヶ月間の数値です。)
      (*4:日本・英国・カナダ・フランス・ドイツ・スイスを始めとする先進国を指します。)
      (*5:債権市場における複数の商品・会社の価格を統合や平均化した数字のことです。)

      参照:WealthNavi の資産運用アルゴリズム(WealthNavi公式サイト)
      参考:運用の考え方(THEO公式サイト)
      参考:Divided.com公式サイト
      参考:DBC(DividendInvestor.com公式サイト)
      参照:2018 FUND DISTRIBUTIONS SCHEDULE(iShares公式サイト)

      期間

      実際に3種類のロボアドバイザーを利用して資産運用を行う際にかかる期間を比較します。それぞれのロボアドバイザーで手続きに必要な時間が異なりますので、利用開始前に確認して、実際に手続きを行う際に慌てることがないようにしておきましょう。

      WealthNavi(ウェルスナビ)

      「WealthNavi for SBI証券」もしくは「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」を利用して資産運用を行う際の手続きには以下の期間が必要となります。上述は全て平日の20時までに手続きを完了させた場合にかかる期間です。

      入金から買い付けまで 入金日の深夜から自動購入可能
      出金依頼から出金まで 3営業日
      運用プランの変更 変更手続き日の深夜にポートフォリオ再構築

      「WealthNavi for SBI証券」もしくは「WealthNavi for 住信SBIネット銀行」では、口座への入金をクイック入金もしくは通常の銀行振込にて行うことができます。クイック入金は24時間365日いつでも行うことができ、最低投資額以上の入金を行うと、入金当日深夜にETFが自動購入され、翌日の朝にはポートフォリオを確認できます。

      出金依頼は、依頼手続きが平日の20時までに行われた場合には当日の夜に依頼分の資産売却が行われ、20時以降の依頼分は翌日の夜に売却手続きが行われることとなります。売却代金は通常3営業日後に、登録された出金先口座へ振込まれます。

      また、WealthNaviでは運用プランがリスク許容度に応じて決定されるため、平日の20時までにリスク許容度を変更すると、基本的にその日の深夜にポートフォリオが再構築されることとなります。

      参考:どのような方法で入金できますか? (WealthNavi公式サイト)
      参考:出金の依頼は何時までできますか? (WealthNavi公式サイト)
      参考:どのように出金できますか? (WealthNavi公式サイト)
      参考:リスク許容度は変更できますか? (WealthNavi公式サイト)

      THEO(テオ)

      次に、もしくは「THEO+ 住信SBIネット銀行」を使用した資産運用を行う際の手続きにかかる期間を説明します。手続きを完了してから実際に取引を行えるまでの時間などが異なりますので、きちんと理解して時間的な余裕を持って利用を開始していきましょう。

      入金から買い付けまで 入金日の夜から自動購入
      出金依頼から出金まで 3営業日
      運用プランの変更 変更手続き日の深夜にポートフォリオ再構築

      出金依頼の手続きは、営業日の15時までに完了することでその日の夜中に米国市場にて保有ETFが売却され、米ドルから日本円に為替交換されることとなります。その後出金先口座への振込までに最短で3営業日ほどかかります。

      また、運用プランの変更手続きも営業日の15時までに完了することで、その日の夜から新しい資産運用方針に基づいたポートフォリオが構築されることとなります。出金申請・方針変更手続きともに、取引が行なわれない日に手続きが完了された場合には、翌営業日の夜の取引から手続きが受理されます。

      参考:入金したら、何もしなくても運用は始まるの? (THEO公式サイト)
      参考:出金はどのようにできますか? (THEO公式サイト)
      参考:資産運用方針を変更した場合、いつから反映されますか? (THEO公式サイト)

      WealthNaviを始める

      確定申告

      ロボアドバイザーを利用した投資の利益は、開設する証券口座の種類によって確定申告手続きの必要の有無が異なります。これは3種類のロボアドバイザー全てで共通の基準です。

      証券口座の種類 確定申告の必要
      特定口座・源泉徴収有り 無し
      特定口座・源泉徴収無し 有り
      一般口座 有り

      源泉徴収有りの特定口座を選択した場合のみ、年末の確定申告手続きが免除されることとなります。また、海外ETFの配当については現地の条件に基づいて源泉徴収された後、差し引かれた金額に対して日本国内で再度課税されています。この二重課税を調整したい場合には確定申告を行って外国税額控除の適用を受ける必要があります。

      参考:WealthNavi for SBI証券の確定申告は必要ですか? (WealthNavi公式サイト)
      参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人(国税庁公式サイト)
      参考:No.1240 居住者に係る外国税額控除(国税庁公式サイト)

      アプリ

      ロボアドバイザーそれぞれのアプリへの対応を比較します。

      サービス名 アプリ対応の有無
      WealthNavi for SBI証券 有り・iOS/Android対応
      WealthNavi for 住信SBIネット銀行 有り・iOS/Android対応
      THEO+ 住信SBIネット銀行 情報無し

      WealthNavi(ウェルスナビ)もTHEO(テオ)も両方とも公式のスマートフォンアプリが配信されており、SBI証券・住信SBIネット銀行専用の各ロボアドバイザーサービスがそのアプリに対応しているかどうかの違いがあります。WealthNaviではどの種類のサービスを選択してもiOSとAndroidの両方にアプリが対応しているため、非常に便利です。

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      提供金融機関

      ここまで、SBI証券と住信SBIネット銀行でのWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)のサービス提供について説明しました。では、WealthNaviとTHEOは他の金融機関での提供はあるのでしょうか。それぞれについて確認しましょう。

      WealthNavi(ウェルスナビ)

      WealthNaviでは、上述の4金融機関でもサービスが提供されており、証券口座を開設・保有している投資家であれば、他金融機関の証券口座を保有している場合より簡単にWealthNaviを利用した資産運用を行うことができます。

      1. ソニー銀行
      2. ソニー銀行
      3. イオン銀行
      4. 横浜銀行

      また、以下はWealthNaviの資本金と預かり資産額、WealthNaviを利用している投資家の数です。

      資本金(2018年10月31日時点) 預かり資産額(2018年7月9日時点) 運用者数(2018年7月11日時点)
      56億8,578万円 900億円以上 8万人

      サービス配信から2年で預かり資産が900億円を超え、8万人以上の投資家に利用される非常に人気のロボアドバイザーであることが分かります。

      参考:会社概要(WealthNavi公式サイト)
      参考:WealthNaviの急成長(WealthNavi公式サイト)

      WealthNaviを始める

      THEO(テオ)

      THEO(テオ)は、住信SBIネット銀行の他に、4種類の金融機関にてサービスが提供されています。以下の金融機関の口座を保有している場合には、THEO(テオ)を利用して資産運用を行う際に、クイック入金によっていつでも投資資金の入金が可能です。

      1. 三井住友銀行
      2. みずほ銀行
      3. 三菱UFJ銀行
      4. じぶん銀行

      また、以下はTHEOの資本金と預かり資産額、WealthNaviを利用している投資家の数です。

      資本金(2018年9月28日時点) 預かり資産額(2018年1月31日時点) 運用者数(2018年8月31日時点)
      35億9,021万円 230億円以上 52,466人

      運用者数については2017年から2018年で5倍近くにまで増え(*1)、預かり資産額についても3.5倍以上の成長(*2)を遂げており、こちらも人気のロボアドバイザーであることが分かります。また、THEOではdocomoと提携して「THEO+ docomo」という、資産運用と同時にdポイントを貯めることができるサービスが配信されています。

      (*1:2017年1月31日時点と2018年1月31日時点での比較です。)
      (*2:2017年1月時点で約60億円、2018年1月時点で約230億円でした。)

      参考:会社概要(株式会社お金のデザイン公式サイト)
      参考:THEO 2nd ANNIVERSARY 数字で見るロボアドバイザー(THEO公式サイト)

      THEO+ docomoを始める

      公式サイトでの応募をおすすめ

      WealthNavi for SBI証券・WealthNavi for 住信SBIネット銀行・THEO+ 住信SBIネット銀行の3種類のロボアドバイザーサービスについて解説しました。SBI証券もしくは住信SBIネット銀行にて証券口座もしくは銀行口座を開設している方であれば簡単にWealthNavi(ウェルスナビ)とTHEO(テオ)のサービスを利用することができる仕組みとなっています。しかし、WealthNaviやTHEOの公式サービスを利用する場合に比べて、搭載機能が少ないこと、利用端末によってはアプリに対応していないことなどがあり、実際に資産運用を行う際に不便となる可能性があります。

      WealthNaviでは公式では長期利用のみで適用対象となる割引サービスがSBI証券や住信SBIネット銀行を経由することで適用外となってしまうため、投資家にとってデメリットとなる可能性があります。特にこだわりがなければ基本的には公式のロボアドバイザーを利用しましょう。

    -ロボアドバイザー, 投資

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