SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座に関する情報をまとめました。利用手数料や取扱商品、口座開設の手順はもちろん、他証券会社と比較してSBI証券でNISA口座を開設することのメリットとデメリットも説明します。NISA口座開設の際には様々な金融機関の情報を確認して、自身の投資スタイルに合わせて金融機関を選択することで、結果的に得られる利益が違ってくる可能性があります。ネット証券会社の最大手であるSBI証券ですが、きちんと確認した上で利用を判断していきましょう。
SBI証券のNISA(ニーサ)口座の特徴
SBI証券のNISA・つみたてNISA口座には、どのような特徴があるのでしょうか。まずは、他の証券会社のNISA・つみたてNISA口座と比較して、SBI証券を利用することでどのようなメリットとデメリットがあるのかをお教えします。
メリット
SBI証券のNISA(ニーサ)口座を利用することで、投資家は以下のようなメリットがあります。
- 取扱商品数の多さ
- 外国株式の対応数が多い
- 手数料の安さ
- IPO(新規上場株式)に投資することができる
SBI証券のNISA口座を開設することで、業界トップクラスの取扱本数の中から最適な銘柄を選択して投資することができます。
SBI証券のNISA・つみたてNISA口座では、日本以外の9カ国の株式へ投資することができます。
SBI証券のNISA口座では、ノーロード投資信託以外の売買と、海外株式の売買以外に手数料が発生することはありません。投資コストを抑えた資産運用を行うことができます。
SBI証券のNISA口座では、値上がりの確率が非常に高い、「IPO株式」に投資することができます。
投資対象の多さ、手数料の安さが魅力的で、投資コストを抑えた資産運用を行うことができます。特筆すべきは、外国株式の取扱数の多さです。米国・中国はもちろん、ロシアやシンガポールなどの株式にも、NISA口座から投資することができます。
また、値上がり確率の高いIPOに投資可能なことで、ローリスクで投資を行いたい投資家には嬉しいポイントです。
デメリット
一方で、SBI証券のNISAの(ニーサ)口座には以下のデメリットがあります。
- ネット上のみで口座開設を完了することができない
- 店頭注文ができない
SBI証券のNISA口座を開設する際には、一度必要書類とともにSBI証券に書類を送付する必要があります。
SBI証券はネット証券会社です。そのため、実店舗での投資の相談や資産の売買を行うことはできません。
SBI証券はネット証券会社のため、相談用の店頭がありません。さらに、ネット上のみでNISA口座開設手続きを完了することができないため、実際に取引を開始するまでに時間がかかってしまう難点があります。
SBI証券のNISA・つみたてNISA口座詳細
ここからは、SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座の概要を説明します。まずは、NISA(ニーサ)。つみたてNISA口座を開設する金融機関選びの際には以下のポイントを理解することが大切です。
- 投資対象の数
- 手数料
- 注文方法の豊富さ
- 口座開設の簡易さ
投資対象の数が多い金融機関を選択すると、NISA口座で投資を行っていく中で当初と異なる金融商品に投資したくなった場合でも、投資対象の幅が広く、数が多いことで同じ口座から簡単に投資を行うことができます。注文方法が豊富な金融機関を選択することで、自身に合った注文方法によって資産運用を行うことができます。
また、手数料は投資家が得ることができる利益額から差し引かれることとなり、非常に重要なコストです。そのため、投資家が資産運用で得られる利益の大小を左右する場合があり、NISA口座の金融機関選びの非常に重要なポイントです。
さらに、NISAもしくはつみたてNISA口座を開設の手続きが簡単なことで、投資家の手間を省くことができます。
NISA制度を利用して資産運用を開始使用と思っている方は、各金融機関の情報を上述の項目について意識して確認した上で、NISA口座を開設する金融機関を決定することが大切です。
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取扱商品数
取扱商品数については、NISA(ニーサ)とつみたてNISAで異なります。それぞれについて確認しましょう。以下は全て2019年1月30日時点での数値です。
NISA(ニーサ)
投資対象 | 取扱数 |
国内株式 | −(記載なし) |
海外株式 | 3,573本 |
投資信託 | 2,580本 |
国内株式の取扱本数については、公式サイトで明記されていません。SBI証券のNISA口座では、全体的に他証券会社と比較して取扱商品数が非常に多く、業界最高水準を誇ります。
また、海外株式については米国・香港・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの株式への投資が可能です。海外株式の取扱数は、楽天証券の2,848本を大きく上回っており、こちらも業界最高水準となっています。
国内ETFの取扱についても楽天証券の184本より非常に多く、NISA口座から幅広い投資を行いたい投資家の方にぴったりです。投資信託は、様々な分類ごとに以下の取扱本数となっています。
分類 | 投資対象 | 取扱数 |
型 | 単位型 | 取扱無し |
追加型 | 2590本(*2) | |
投資対象地域 | 国内 | 559本(*2) |
国外 | 913本(*2) | |
内外 | 140本 | |
投資対象資産 | 株式 | 1,102本 |
債権 | 765本 | |
REIT(*1) | 187本 | |
その他資産 | 11本(*2) | |
資産複合 | 463本(バランス型) | |
独立区分 | MMF(*3) | −(記載なし) |
MRF(*4) | −(記載なし) | |
補足 | インデックス型 | 408本(*2) |
特殊型(ブル・ベア型) | 12本(*2) |
SBI証券のNISA口座で取扱のある投資信託は、株式や債権など豊富な種類に対応しています。比較的安全性の高いと言われるバランス型ファンドは463本の取扱があります。
不動産投資信託であるREITは169本の取扱があり、楽天証券の49本と比べて非常に多いことが分かります。豊富な取扱銘柄中から、投資家自身で投資先を判断したい場合には非常におすすめの証券会社と言えます。
(*1:REIT(リート)とは、複数の投資家から資金を集めて、不動産へ投資する金融商品です。賃貸料収入や不動産の売買益が投資家へ配当として還元されます。)
(*2:2019年3月20日時点の数値です。)
(*3:「マネー・マネジメント・ファンド」の略です。安全性の高い債券を中心に運用される投資信託を指します。)
(*4:「マネー・リザーブ・ファンド」と言われる、超短期の債券で運用されている投資信託です。安全性が高い債権などで運用されます。)
参考:取扱商品(SBI証券株式会社公式サイト)
参考:ETF・ETN取扱銘柄一覧(SBI証券株式会社公式サイト)
参考:投資信託 パワーサーチ(SBI証券株式会社公式サイト)
参考:海外ETF取扱銘柄一覧(SBI証券株式会社公式サイト)
参考:投資信託協会が定める「商品分類」(一般社団法人投資信託協会公式サイト)
つみたてNISA(ニーサ)
SBI証券のつみたてNISA口座では、150本の投資信託に対応しています。
つみたてNISA(ニーサ)では、投資可能な金融商品が金融庁によって限定され、金融庁の厳しい条件をクリアする、比較的安定した投資信託が163本厳選されています。つみたてNISAではこの中から対象を選択して投資を行うこととなり、SBI証券ではそのうちの150本に対応しています。
参考:つみたてNISAの取扱商品(SBI証券株式会社公式サイト)
参照:つみたてNISA対象商品届出一覧(金融庁公式サイト)
手数料
SBI証券のNISA(ニーサ)口座で投資を行う際にかかる手数料は、以下のように設定されています。SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座では、他証券会社に比べて安い手数料で取引を行うことができ、非常に便利です。
また、取引を行う商品によって手数料が異なりますので、利用開始後に手数料が高く引かれてしまう事態に陥らないよう、きちんと確認しておきましょう。
NISA(ニーサ)
投資対象 | 手数料 |
国内株式 | 無料 |
投資信託 | ノーロードは無料 |
ETF | 無料 |
REIT | 無料 |
海外株式 | 以下参照 |
海外ETF | 買い付け無料 |
SBI証券のNISA口座では、ほとんどの金融商品を手数料無料で取引することができます。また、投資信託のノーロードとは、販売手数料がかからない銘柄のことで、「ノーロード投信」と言われます。
例えば、楽天証券では海外ETFの売買手数料がキャンペーンのキャッシュバックによって無料となりますが、SBI証券ではそもそも手数料がかかりません。また、松井証券ではそもそも海外株式の取扱がない点も、SBI証券のメリットと言えるでしょう。
ただし、海外株式については、通常時の委託手数料がかかることになります。通常証券口座での海外株式の取引手数料は以下のようになっています。
国 | 手数料 | 最低額 | 上限 |
米国 | 約定代金の0.486% | 5.4米ドル | 21.6米ドル |
中国(香港) | 約定代金の0.2808% | 50.76香港ドル | 507.6香港ドル |
韓国 | 約定代金の0.972% | 9,720韓国ウォン | −(記載なし) |
ロシア | 約定代金の1.296% | 540ロシアルーブル | −(記載なし) |
ベトナム | 約定代金の2.16% | 1,296,000ベトナムドン | −(*1) |
インドネシア | 約定代金の1.08%税込) | 257,040インドネシアルピア | −(*1) |
シンガポール | 約定代金の1.08% | 30.24シンガポールドル | −(*1) |
タイ | 約定代金の1.08% | 821.88タイバーツ | −(*1) |
マレーシア | 約定代金の1.08% | 82.08マレーシアリンギット | −(*1) |
上述の料金は全て一取引にかかる手数料で、2019年1月30日時点での税込の金額になります。海外株式の手数料は上述の通りに発生することとなりますが、楽天証券に比べて取扱のある海外市場の国数が非常に多くなっています。NISA口座から複数の海外株式へ投資を行いたい方には最適です。
(*1:売却代金が最低手数料に満たない場合、約定代金の50%(税込54%)が手数料となります。)
つみたてNISA(ニーサ)
つみたてNISA(ニーサ)の対象となる投資信託の販売手数料は、ノーロード(無料)とすることが政令で定められています。そのため、手数料がかかることはありません。これはどこの証券会社でも一律で規定されています。
取引所
SBI証券では、日本国内の証券取引所全てに対応しています。2019年1月30日時点での国内の証券取引所は以下の4箇所です。
IPO(新規上場株式)
SBI証券のNISA(ニーサ)口座では、IPO株式への投資が可能です。
IPOとは、未上場企業が新規に株式取引市場に上場する際に、投資家に株式を取得させることを言います。上場前のIPO株式の価格は安い傾向にあり、上場後に株価が跳ね上がった銘柄が非常に多いため、人気の投資対象となっています。
特にNISAでは、運用益を非課税にて受け取ることができるため、IPO株式への対応は非常に魅力的なポイントと言えます。
参考:NISA口座でのお取引のご注意事項(SBI証券株式会社公式サイト)
口座開設
ここからは、SBI証券でのNISA(ニーサ)口座開設に関する情報を説明します。SBI証券でのNISA(ニーサ)口座を視野に入れている方は、以下を参考に口座開設を検討してみてください。
ネットのみでの口座開設
SBI証券では、ネット上のみでのNISA(ニーサ)口座の開設を完了することができません。これは既にSBI証券にて証券口座を開設して保有している方も同様です。
キャンペーン
SBI証券では、NISA口座を開設・保有している方向けに以下のようなキャンペーンが配信されています。(*1)
対象66ファンドを積立にて購入し、「キャンペーン期間に発注された対象ファンドの積立買付による合計約定金額」から、「期間に発注した対象ファンドの積立買付による合計約定金額」を差し引いた金額が10,000円以上である場合に抽選で現金が付与されます。
(*1:2019年1月30日時点での情報です。)
参考:2月の投信積立キャンペーン!投信積立で現金最大10,000円ゲットのチャンス!(SBI証券株式会社公式サイト)
取引
ここからは、SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座での資産取引に関する情報を説明します。注文方法や口座優遇、単元未満株への投資の可否などは利用する証券会社によって異なりますので、以下のSBI証券の情報をきちんと確認しておきましょう。
注文の種類
注文方法 | 対応の可否 |
ネット注文 | 可能 |
スマホ取引 | 可能 |
店頭注文 | 不可能 |
電話注文 | 可能 |
SBI証券はネット証券会社であるため、投資に関する相談を店頭で行うことができませんが、その代りに電話での相談受付や買い付け代行サービスが提供されています。
店頭で直接資産の売買を注文したい方や、インターネットの利用に慣れていない方には不向きでしょう。
口座優遇
証券会社によっては、NISA(ニーサ)口座から取引を行うことで、通常証券口座から取引を行うよりも優遇がある場合があり、SBI証券のNISA(ニーサ)口座では、NISA口座特有の優遇を受けることができます。
単元未満株
SBI証券のNISA(ニーサ)口座では、単元未満株へ投資することができます。
単元未満株とは、銘柄ごとに設定されている、購入可能な最低株式数よりも少ない株数から購入可能な株式のことです。SBI証券ではNISA口座からも単元未満株へ投資可能なことで、少額投資を行うことができます。
特に、NISA口座では非課税枠として年間で120万円、つみたてNISAでは年間で40万円以内の投資可能資金額が制限されているため、非常に魅力的なポイントです。
情報
ここからは、SBI証券の情報収集の方法について説明します。投資は情報戦です。実際にSBI証券で投資を始める際には以下の方法で情報収集を行なって自身の投資に活かすことが大切です。
投資相談
SBI証券では、投資のプロへの資産運用の相談や、自身に最適なポートフォリオを提案して欲しい場合に、専門家へ相談することができるサービスがあります。
これは、通常のWEB上で取引するコース以外に、店舗や電話で相談しながら投資できるプランです。SBIグループの企業、「SBIマネープラザ」や「IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)」によって提供されています。
参考:資産運用の専門家に店舗や電話で相談できます(SBI証券株式会社公式サイト)
セミナー
さらに、SBI証券では投資に関するセミナーも行われています。セミナーはSBIマネープラザによって開催され、北海道から九州まで全国各地で行われています。
資産運用のプロによる非常に貴重な話を直接聞くことができ、自身の資産運用に活かすことができます。また、実際に自身の投資について専門家に相談することも可能です。WEB上で簡単に申し込みを完了することができ、非常に便利です。
SBI証券でのNISA(ニーサ)の始め方
ここからは、SBI証券でNISA(ニーサ)口座を開設し、実際に投資を開始するまでの手順を説明します。これからSBI証券でのNISA口座開設を視野に入れている方は、大まかな流れを掴んでおきましょう。
NISA(ニーサ)口座を開設する
まずは、SBI証券にてNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を開設する必要があります。NISA(ニーサ)口座開設までの手続きとその際の注意点を説明します。
NISA(ニーサ)口座は1人1つまで
NISA(ニーサ)・つみたてNISA口座は、投資家一人につき1口座しか開設することができません。これは全ての金融機関を含めて1口座です。また、NISAとつみたてNISAの両方を含めて一口座となります。
既に他の金融機関でNISA口座を開設していた場合は新規のNISA口座は開設することができません。
特定口座を開設する
NISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を開設する際には、証券口座の種類は「特定口座」を選択することがおすすめです。
証券口座には、一般口座と特定口座の2種類があります。特定口座を選択すると、年末の確定申告手続きが簡単になる、もしくは手続き自体を行う必要が無くなります。
確定申告手続きをなくすには、「源泉徴収あり」の特定口座にて証券口座を開設する必要があります。「源泉徴収なし」の特定口座では、確定申告手続きの際の必要書類が証券会社によって作成されることで手続きが簡易になるだけで、手続き自体は投資家が行う必要があるため、注意が必要です。
参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人(国税庁公式サイト)
NISA(ニーサ)口座開設の流れ
ここからは、SBI証券でのNISA(ニーサ)口座開設の流れを説明します。
SBI証券を既に保有いている場合と、証券口座を保有していない場合の2パターンで行うべき手続きが異なります。それぞれのパターンについて、オンライン申し込みと郵送の2つから申し込み方法を選択することができます。手続きの流れを確認して、SBI証券でNISA口座を開設するかどうかを判断していきましょう。
SBI証券の口座を保有していない場合
SBI証券で口座を保有していない場合は、SBI証券の総合取引口座(通常の証券口座)と、NISAもしくはつみたてNISA口座の両方の開設を同時に申し込むこととなります。この際にはオンライン手続きと郵送での手続きから自由に申し込み方法を選択することができます。
- オンライン手続きの場合
- 郵送の場合
まずは、「口座開設はこちら」ボタンから口座の種類などの必要情報を入力、必要書類のWEBアップロードを行います。必要情報の入力とアップロードが完了したら、メールもしくはログインページの「重要なお知らせ」に仮口座開設完了の通知が届きます。
その後SBI証券が行ってくれる税務署審査を経て、NISA口座の本開設が完了し、実際に取引を開始することができます。
Webのログインページから、「口座開設はこちら」ボタンをクリックして必要情報を入力し、NISA申請書や本人確認書類等の必要書類を郵送にてSBI証券に送付します。書類の送付後、メールもしくはWebログインページの「重要なお知らせ」からNISA口座の仮解説を確認することができます。実際の取引開始は、SBI証券による税務署審査に通過後、可能となります。
税務署審査にはおよそ1〜2週間かかるため、時間に余裕を持って開設申し込み手続きを行うことが重要です。まずは資料を請求して詳しい情報を確認してみましょう。
SBI証券の証券口座を保有している場合
既にSBI証券にて証券口座を保有している場合には、NISA(ニーサ)もしくはつみたてNISA口座のみを単体で開設する必要があります。
- オンライン手続きの場合
- 郵送の場合
既に保有しているSBI証券の口座Webページへログインし、「NISA(ニーサ)・つみたてNISAに申し込む」ボタンをクリックして手続きを開始することができます。
必要情報の入力と、必要書類をWebアップロードにて登録し、NISA口座の仮開設を完了させます。その後SBI証券経由で税務署審査が行われ、審査通過後にNISA口座から実際の取引を行うことが可能となります。
郵送の場合には、SBI証券のログインページにログイン後、まずは口座開設書類の郵送をSBI証券に請求します。請求した書類を受け取り後、必要事項を記入してSBI証券に送付します。
書類送付から最短7営業日で「メール」もしくはログインページの「重要なお知らせ」にNISA口座の仮開設が通知され、その後税務署審査に通過した時点から実際に取引を開始することができます。
参考:口座開設の流れ(NISA・つみたてNISA 証券総合口座同時申し込み) (SBI証券株式会社公式サイト)
参考:NISA・つみたてNISA口座開設の流れ(SBI証券の証券総合口座を開設済みのお客さま) (SBI証券株式会社公式サイト)
NISA(ニーサ)口座での商品の買い方
次に、SBI証券のNISA(ニーサ)もしくはつみたてNISA口座から金融商品を購入する流れを解説します。これからSBI証券のNISA・つみたてNISA口座から取引を行おうと考えている方は大まかな流れを確認しておきましょう。
銘柄を選ぶ
まずは、投資対象を購入する前に、自身が投資する銘柄を選ぶことが必要です。
NISA(ニーサ)口座であれば、株や投資信託などSBI証券で取扱いのある様々な投資対象の中から、自身の投資資金に応じて自由に選択することができます。つみたてNISA(ニーサ)口座の場合には、150の投資対象の中から投資銘柄を選択することとなります。
NISA口座での投資におすすめな銘柄は、配当に着目して選ぶケースや、リスク分散を意識して銘柄選びを行うことが有効です。
注文の流れ
次に、SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座での資産購入の注文方法を説明します。これからSBI証券でのNISA制度の利用を検討している方は、参考にしてみてください。
1.NISA(ニーサ)口座を開設する
まずはNISA(ニーサ)口座を開設する必要があります。上述の流れに沿って、以下からSBI証券でNISA、もしくはつみたてNISA口座を開設しましょう。
2.取引資金を入金する
次に、開設したNISA(ニーサ)口座に投資資金を入金します。SBI証券では、即時入金・リアルタイム入金・振替入金(ゆうちょ銀行)・銀行振込・ATMカード入金の5種類の入金方法から投資家が自由に投資資金を入金することができます。
リアルタイム入金は登録している金融機関口座から、即時入金は銀行口座であればどこからでも入金することができます。また、ATMカード入金では近くのコンビニ(セブン銀行、ゆうちょ銀行ATM)や郵便局のATMから「ATMカード」を利用して、入金することが可能です。
この3種類の入金方法は、入金手続き完了後にすぐに自身のNISA口座へ金額が反映されるため、非常に便利です。
3.取引を行う
入金した投資資金がSBI証券のNISA(ニーサ)口座へ反映された時点で、資産売買等の取引を開始することができます。SBI証券では、証券総合口座内で資金を振替える必要はありません。
参考:入金方法(SBI証券株式会社公式サイト)
参考:NISAでのお取引について(SBI証券株式会社公式サイト)
投資コストを抑えた資産運用を行いたい方に最適なSBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座
SBI証券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座について解説しました。SBI証券のNISA口座は、他の証券会社に比べて投資可能な取扱商品数が多く、取引手数料が非常に安くなっており、どちらも業界最高水準を誇ります。また、値上がりの確率が高いIPO株式に投資することも可能なため、確実に利益を上げることができる対象に投資を行いたい方に最適なNISA口座です。
SBI証券のNISA口座は、NISAメリットである非課税適用を受けて投資コストを抑えた上で利益を受け取りたい投資家の方にとって、非常に魅力が多くなっています。SBI証券のNISA口座を開設して、賢く資産運用を行なっていきましょう。