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初心者向けに株取引の始め方を解説。株式投資の基礎知識と仕組みとは

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初心者向けに株取引を解説します。株取引を始める前に知っておきたい基礎知識から、実際に取引を始めるまでの手続きまでを説明します。また、取引開始前に体験しておきたいおすすめ株式投資シミュレーションや取引時の注意点、初心者が株式投資について勉強する際におすすめの本やセミナーもご紹介します。これから株式投資を始める方に役立つ情報が盛りだくさんですので、参考にして自身の投資に役立てていきましょう。

株取引を勉強する投資初心者の画像

初心者が株取引を始める前に

投資初心者が株取引を始める前に、知っておきたい株取引の情報を解説します。株取引を始める前に、1度読んでおきましょう。

株式投資で利益が出る仕組み

株式投資で利益が発生する仕組みを解説します。株式投資によって投資家が得られる利益には3種類あります。以下よりそれぞれについて簡単に説明します。

値上がり益

株式を売却することで発生する利益のことです。株式購入時の金額と売却時の金額の差額が利益となります。

配当金

証券口座から購入した株式から発生する配当金も投資家の利益となります。配当金とは、株式の発行会社が業績に応じて株主に利益の一部を還元するものです。

株主優待

株主優待とは、株式の発行会社が株主に対する謝意から自社製品やサービスを提供するものです。株式を保有して株主であるだけで、優待を受けることができます。

株価の決まり方

株価がどのようにして決まるのかを解説します。株式投資の主な利益は上述の値上がり益で、株価変動に応じて投資家が得られる利益額が違ってきます。そのため、投資における非常に重要なポイントとなりますので、きちんと理解しておきましょう。

証券取引所

株式は基本的に証券取引所を通じて売買取引が行なわれ、株価は証券取引所の市場における需要と供給量に応じて決定されます。証券取引所とは、株式が売買される市場のことで、日本国内には東京・名古屋・福岡・札幌の4拠点があります。

株式市場における需要と供給は、買いたい量と売りたい量を表し、ある株式に対して需要が高ければ株価が上がり、供給が高ければ株価は下がります。買い注文と売り注文が約定(*1)することで、取引が成立することとなります。

(*1:注文が成立することです。)

参考:約定(やくじょう) (SMBC日興証券株式会社公式サイト)

オークション方式

証券取引所では、売買注文が出る度に取引が成立する「オークション方式」と言われる取引方式を取っています。このオークション方式は、「ザラ場(*1)方式」とも言われ、注文を出した投資家にとって一番得となる、最も早くに出された注文から約定されることとなります。

(*1:証券取引所開場後の始めの取引、寄付きから最終取引の大引けまでの間の立会時間のことを指します。)

取引時間

基本的に株式投資を行うことができる時間帯は、証券取引所が開いている開場時間に限られます。ここからは、投資家が株式売買取引を行うことができる時間帯をお教えします。

立会時間

立会時間とは、通常証券取引所が開場している時間帯のことです。日本のほとんどの株式が取引される東京証券取引所では、以下のように立会時間が設定されています。

  • 前場(ぜんば) 9:00から11:30
  • 後場(ごば) 12:30〜15:00
  • 前半の時間帯を前場、後半時間帯を後場と言い、間に昼休憩を挟んで売買取引を行うことができます。

    参考:立会時間(たちあいじかん) (野村證券株式会社公式サイト)
    参考:立会時間(日本証券所グループ公式サイト)

    時間外取引

    株式売買取引は、立会時間以外の時間帯にも取引することができます。これは「時間外取引」と言われ、証券会社が私設する取引市場にて売買取引を行うことができる制度です。証券会社によってサービス配信の有無が異なり、自身の利用する証券会社によって利用の可否が分かれます。

    現在、日本の証券会社で時間帯取引を行うことができるのは以下の3社です。

  • SBI証券
  • 松井証券
  • 楽天証券
  • 3社とも同じシステム(*1)を利用しているため、上述の証券会社から時間外取引を利用する際には特に大きな差はありません。

    (*1:PTS取引と言われる、時間外取引システムです。)

    参考:「朝8:20~」「夜17:00~23:59まで」取引できるのがSBI証券のPTS取引! (SBI証券株式会社公式サイト)

    株式投資のリアルタイム時間外取引「PTS取引」とは?活用方法と注意点も解説

    株のリスク

    投資にリスクは付き物で、株式投資の場合にはキャピタルロスのリスクがあります。キャピタルロスとは、保有株式が値下がりすることで発生する損失のことです。

    株式は日常の様々なニュースや世界中の経済状況に影響されて株価が変動します。そのため、株式購入時の価格よりも株価が下落した時点で売却することで、投資家は損失を被ることとなります。

    参考:キャピタルロス(きゃぴたるろす) (大和証券株式会社公式サイト)

    株式投資を始める

    株式投資の初心者の入門編として、ここからは株式投資を始める際の手順とポイントを説明します。特に、株式投資の初心者が迷ってしまう銘柄選びに役立つポイントをお教えします。これから株式投資を始めていく方は、参考にして実際に気になる銘柄に投資してみましょう。

    口座開設

    株式投資は証券口座から行うことができます。そのため、まずは証券口座を開設する必要があります。

    入金

    証券口座を開設した後は、株式投資を行うための資金を証券口座に入金します。

    銘柄を選ぶ

    入金が完了したら、投資対象を選択することとなります。ここからは、投資初心者におすすめの銘柄の選び方をお教えします。

    初めての株式投資。株初心者でも失敗しない安心の銘柄選びをするためのポイント

    身近な銘柄

    自身が日常生活で使用している日用品などを製造している会社の株式を購入することです。投資は情報戦とも言われ、自身の保有銘柄に応じて関連する情報を常に収集しておく必要があります。そのため、まずは自身の身近な会社に投資することで前提知識がある場合や興味が湧きやすくなる可能性があります。

    営業利益が伸びている銘柄

    投資初心者におすすめな銘柄の選び方として、会社の営業利益や経常利益に着目して銘柄選びを行うことがあります。

    営業利益は会社の本業による純利益を指し、経常利益は本業以外の活動による収入や費用のことを指します。株価は会社に対する需要度の高さから上がることとなるため、会社の業績を表す利益を見て購入銘柄を選択することで今後の値上がりも視野にいれることができる場合があります。

    配当金が大きい銘柄

    配当金額が大きい銘柄を選択する選び方です。配当金は株式発行会社が業績に応じて株主に利益の一部を還元するものです。高配当の銘柄を選択することで、投資家は値上がり益や優待以外の利益を多く獲ることが可能となります。また、利益額を元に支払われる配当は会社の業績が表れるものとなります。そのため、高配当銘柄を選ぶことで必然的に業績の良い会社を選ぶことができます。

    株主優待が充実している銘柄

    株主優待が豪華な銘柄を選択することで、株式発行会社のサービスや製品をお得に利用することが可能となります。日常生活で使えるものやサービス券などを優待で得ることで、自身の日常生活で実用的に用いることが可能となるメリットがあります。

    少額で買える銘柄

    少額投資が可能な銘柄を選択することで、損失リスクを縮小して投資を行うことができます。投資の損失リスクは、自身が投資した金額に応じて発生可能性のあるリスクの大きさが異なってきます。そのため、特に初心者の場合にはまずは少額投資を行ってリスク負担を減らし、株式投資に慣れることができます。銘柄によっては1万円代から投資可能なものがあるため、少額投資銘柄は逐一確認しておくと良いでしょう。

    また、ミニ株と言われる制度を利用することで、少額投資を行うことも有効です。基本的に株式投資は100株などの単元株単位で投資が行なわれます。しかし、このミニ株制度では10株単位から取引を行うことができ、通常の10分の1の価格で株式投資を始めることが可能となります。まとまった投資資金を用意できない投資家にとっても大きなメリットとなります。

    株を買う・売る

    投資銘柄を選択したら、いよいよ株式の売買取引を行っていきます。ここからは、株式の買い方や売買注文の出し方を2種類解説します。

    指値注文

    指値注文(さしねちゅうもん)とは、投資家が売りたい・買いたい値段を指定して注文を出す方法です。「株式Aを10,000円で100株買いたい。」「株式Bを500株200,000円で売りたい。」などの注文が指値注文と言われます。

    買いの指値注文を行った場合には、注文した価格よりも安い値段の売り注文があれば約定し、一方で売りの指値注文を行った場合には注文価格よりも高い値段の買い注文があれば約定することとなります。

    参考:指し値/指値注文(さしね/さしねちゅうもん) (SMBC日興証券株式会社公式サイト)

    成行注文

    成行注文(なりゆきちゅうもん)とは、指値注文に対して価格を指定せずに注文を出す方法です。成行注文の場合には、売買注文を出した時点で市場にある最も投資家に有利な注文と約定することとなります。

    つまり例えば、買いの成行注文を行った場合には、市場にある最安値の売り注文と約定し、反対に売りの成行注文を行った場合にはその時点で出ている最高値の買い注文と約定することとなります。

    参考:成行注文(なりゆきちゅうもん) (野村證券株式会社公式サイト)

    初心者が株式投資で注意したいこと

    株式投資を投資初心者が行う際に注意したいポイントを解説します。投資に関する知識が少なく右も左も分からないために、初心者は注意すべき点が多くあります。以下にて説明する点をきちんと理解してから投資を始めていくことが大切です。

    スマホアプリでの取引

    スマホアプリでの株取引について、メリットとデメリットを解説します。現在多くの証券会社では、基本的にスマートフォンがあれば証券口座開設から取引完了までをネット上の手続きのみで完了することができます。そのため、投資初心者にとって投資へのハードルが低くなっている一方で、スマホアプリでの取引にはデメリットがあります。メリットだけでなくデメリットも理解したうえで、スマホアプリを利用した投資を自身の投資に活用していきましょう。

    メリット

    スマホアプリでの株取引のメリットには、いつでも簡単に株式売買取引を行うことができることがあります。従来では、取引を行いたい場合でも
    スマートフォンがあれば株取引を完了させることができ、取引したい時間にすぐに取引を完了させることができます。

    デメリット

    スマホアプリでの株取引には、投資家の個人情報が漏れてしまう可能性が高いデメリットがあります。スマートフォンから投資を行うということは、証券口座の情報が全てスマートフォン内にある状態となります。そのため、例えばスマートフォン自体を落としてしまった場合には、スマートフォンのロックを解除されてしまうことで誰でも自由に証券口座にログインして資産を操作することができてしまいます。

    取引にかかる税金

    ここからは、株取引の際の税金に関する情報を説明します。税金については知らないと脱税となってしまう可能性があり、誰しもが知っておく必要があります。きちんと理解して自身の投資に役立てていきましょう。

    株の売買取引にかかる税金とは?所得税・住民税の計算方法と、節税対策を解説。

    利益には課税される

    株式投資の利益には譲渡益課税という税金がかかります。譲渡益課税は、ある一年の年間の投資利益の総額に対して20.315%が税金として引かれることとなります。

    参考:株式・配当・利子と税 (国税庁公式サイト)

    口座の選び方

    証券口座は3種類あり、年末の確定申告の手間によって選択する口座の種類が異なります。

  • 一般口座
  • 特定口座源泉徴収なし
  • 特定口座源泉徴収あり
  • 一般口座もしくは特定口座の源泉徴収なしを選択すると、年末に投資家が自身で確定申告手続きを行うこととなります。しかし特定口座の源泉徴収ありを選ぶことで、投資家は基本的に納税のための手続きを行う必要がなくなります。自身の投資スタイルに応じて最適な証券口座が異なりますので、自身の年間の投資額を考慮したうえで証券口座を選ぶことが大切です。

    非課税になるNISA(ニーサ)とは

    NISA(ニーサ)とは、NISA口座から行った投資の利益を非課税の状態で受け取ることができる税制優遇制度です。非課税適用を受けることができる投資利益には期間や投資資金に制限がありますが、NISA制度を利用することで20.315%の税金が免除されるため、非常にお得に資産運用を行うことが可能となります。

    NISAとは?初心者でも分かるNISA解説。種類と運用時の注意点

    確定申告

    証券口座の種類ごとの確定申告について解説します。上述の通り、証券口座は種類によって確定申告手続きの必要性が異なります。証券口座と確定申告についてしっかり理解したうえで、自身の証券口座を開設していきましょう。

    一般口座の場合

    一般口座では、納税額の算出から確定申告、納税までを投資家自身で行う必要があります。納税額は、年間の一般証券口座から行った投資利益をもとに手数料などを考慮して計算する必要があり、非常に手間がかかります。

    特定口座源泉徴収ありの場合

    特定口座の源泉徴収ありの場合には、基本的に確定申告を行う必要はありません。

    源泉徴収とは、株式投資においては投資の利益が発生した際に自動的に税金が差し引かれる制度です。投資の利益が投資家の手元に来る際に既に税金が差し引かれていることとなるため、年末に確定申告にて納税を行う必要はありません。脱税の不安が減るため、投資初心者はこの特定口座源泉徴収ありを選択するとよいでしょう。

    特定口座の源泉徴収なしの場合

    一方の特定口座源泉徴収なしの場合には、確定申告手続きを行う必要があります。

    特定口座源泉徴収なしでは、投資の利益発生時に源泉徴収にて税金が差し引かれることはありません。そのため、年末に確定申告を行って納税手続きを行う必要があります。ただし一般口座と違い、年間の投資利益の総額は証券会社が計算してくれるため、投資家はそれに基づいて確定申告手続きを行うだけで済みます。

    まずはシミュレーション

    株式投資を始める前に、まずはシミュレーションを使用して投資を体験してみることが大切です。以下より3点、株式投資を始める前に使っておきたいシミュレーションをお教えします。ゲーム感覚で投資を覚えることができるため、投資初心者が実践的に学ぶのに非常に有効です。気になるものがあれば、早速使用してみましょう。

    トレダビ

    バーチャル株式投資ゲームです。株式投資の初心者から上級者まで多くの投資家に利用されています。証券会社の研修で用いられることもある、非常に湯名な無料シミュレーションです。

    仮想の資産1,000万円を元手に実在する上場企業の株式を売買し、株式投資のトレーニングを行うことができます。証券取引所が採用している、20分遅れの株価が表示される制度を利用して、本格的な株式投資を体験することができます。

    トレダビ公式サイト

    株式学習ゲーム

    3〜4人のチームを編成して行うシミュレーションです。株式の模擬投資を通じて、株価変動の背景などを学ぶ目的で作成された教材です。仮想資産、1,000万円を元手に、東京証券取引所に上場している銘柄(*1)について、どの銘柄を売買するのか議論しながら、実際の株価(終値)に基づいて株式投資のシミュレーションを行うことができます。

    (*1:市場第一部、第二部、マザーズ、ETF(上場投資信託)のことです。)

    株式学習ゲーム公式サイト

    ゲーム株マップ.com~スーパーリアル株運用ゲーム~

    投資情報サイトの「株マップ.com」が適用するシミュレーションです。事前に設定されたルールに従って仮想資産を元に株式売買を行い、結果を競うゲームです。運用期間は6ヶ月、投資仮想資産は1億円から投資を始めることとなります。

    投資実績を競うことができる期間は限定されていますが、期間内であれば誰でも途中参加可能となっています。また、資産運用の途中結果をランキング形式で見ることも可能です。

    ゲーム株マップ.com~スーパーリアル株運用ゲーム~

    投資手法

    ここからは、投資手法を解説します。「投資」と一概に言っても、資産形成にかける期間や一取引を行う資産額は様々です。以下の3種類の投資手法を知って、自身に合った投資を行っていきましょう。

    長期投資

    長期期間に渡って投資を行い、資産形成を目指す方法です。投資にリスクは付き物ですが、この長期投資を行うことでリスクを抑えた投資を行うことができます。

    株価は日々変動しますが、1日1日の株価に左右されるのではなく、長い目で見て株価が結果的に上げることで利益を上げる投資手法です。そのため、投資に慣れていない初心者は、まずはこの長期投資から始め、株式投資に慣れることが大切です。

    デイトレード

    長期投資に対して、デイトレードとは一日に何回も取引を行い、一日内で投資の損益を完結させる投資手法です。

    一日の株価変動によって自身の投資による損益が大きく左右される大きなリスクがありますが、その分長期投資に比べて一日で得られる可能性があるリターンも大きくなります。ただし、株価の動きを分析してその後を予測するといった、上級テクニックが必要となることが多いため、初心者にはおすすめできません。

    スイングトレード

    一日内で取引を完結させて損益を確定させるデイトレードよりも長期間、長期投資よりも短い期間で行う投資のことです。中長期的な投資のことを指します。

    投資対象を数日から数週間で変化させる方法で、その時々のトレンドに応じて伸びが期待できそうな銘柄に投資することで一日内の株価変動に左右されずに利益を上げることが可能となります。

    トレードルールを決める

    投資を開始する前には、自身でトレードルールを決めておくことが大切です。投資にリスクは付き物で、保有資産から利益が出ている状態でも急に値下がりするリスクがあります。そのため、事前に売買の基準を定めておくことでリスクを抑えて投資を行うことが可能となります。

    損切り

    損切りとは、保有資産が含み損(*1)状態にあるときに売却することです。その後も保有資産の値下がりが見込まれる場合に、損失の拡大を防ぐ目的で行なわれます。損切りルールは、「購入金額から20%の損失となったら損切りする。」といったように具体的に決めておくことで売却タイミングの判断を誤ることがなくなります。

    (*1:売却前の保有資産が損失状態にあることです。)

    参考:含み損益(ふくみそんえき) (野村證券株式会社公式サイト)

    信用取引はしない

    株式投資を行ううえで、信用取引は行なわない方が賢明です。信用取引とは、証券会社から投資資金や株式を借り入れて、自身の保有資産額以上の売買取引を行うことができる取引です。簡単に言うと証券会社から借金をすることとなるため、保有資産が暴落した際に損失に加えて負債を抱えるリスクがあります。そのため、基本的に株式投資は約定した時点で現物をやり取りする、現物取引にて行うことが大切です。

    参考:信用取引とは? (楽天証券株式会社公式サイト)

    初心者におすすめの勉強法

    投資の初心者が株式投資を勉強する際におすすめの本とセミナーをご紹介します。気になるものがあれば、購入したり、実際に足を運んでみましょう。

    まずは株式投資に関するおすすめの本をお教えします。株式投資に関する情報はインターネット上にも沢山ありますが、中には誤ったものもあり、正しい情報を自身で精査して投資を始める必要があります。そのため、一度編集を通している本の情報のほうが信憑性が高く、より正確な情報を入手することができます。

    株初心者におすすめの本を紹介。初級編から上級編まで

    いちばんカンタン! 株の超入門書

    株とはなにか、基本的なところから、売買の方法まで幅広く解説しています。投資初心者が陥りやすい失敗例が紹介され、株式投資の際に注意すべきポイントが分かりやすく説明されています。

    いちばんカンタン! 株の超入門書 改訂2版

    世界一やさしい 株の教科書 1年生

    株式投資で儲けるための方法が解説された本です。簡単に分かりやすく、株式投資について説明されており、楽しみながら投資を行うためのポイントが分かります。

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    初心者は株を買うな

    個人投資家に人気の資産運用のプロが、資産の増やし方を解説してくれている一冊です。「初心者は株を買うな」としたうえで、分散投資や長期投資、、積立などの5つの原則を踏まえた新しい投資信託を使用した投資手法が解説されています。

    初心者は株を買うな! 日経プレミアシリーズ

    セミナー

    本のほかに、証券会社などが主催するセミナーに参加して投資の勉強をすることができます。初心者向けのセミナーは無料なものが多く、時間が合えば誰でも参加することができます。以下でご紹介するなかに、気になるものがあれば一度参加してみましょう。

    株の初心者はどのセミナーを選べばいい?株のセミナー入門編

    トレーダーズアカデミー

    「無料株セミナー」として初心者向けの無料セミナーが開講されています。株式投資について何も分からない方でも、株式投資で勝てる技術を身に付けることができます。東京以外にも、仙台や札幌、名古屋や神戸など全国各地で開催されているため、近くの会場の日程を確認してみましょう。

    トレーダーズアカデミー公式サイト

    株式投資スクール

    「お金の教養」を身に付けるためのファイナンシャルアカデミーというマネースクールが開講している無料セミナーです。義務教育で教わることができない、お金に関する知識を身に付けることができます。株式投資に関する知識が全くない方から、一度やったが損失を被った方まで、初心者でも無理なく学べる内容となっています。

    株式投資スクール公式サイト

    株の学校123

    株式スクールが開講しているセミナーです。社会人でも勝てる「123理論」をもとに、社会人でも勝てる投資が分かります。株の性質を知識だけでなく理論的に理解することができます。説明会には無料で参加することができますので、まずは参加してみましょう。

    株の学校123公式サイト

    入念な準備をしてから取引を始めましょう

    初心者向けに、株取引のやり方を解説しました。投資にリスクは付き物で、株式投資の基礎知識や株価決定の背景、取引の始め方や銘柄選びのポイントを理解しておくことが非常に重要です。また、株取引の際の注意点も知ったうえで実際の取引を行うことで、確定申告の手間を省き、証券口座のセキュリティリスクや損失リスクを抑えた投資を行うことができます。株式投資の勉強を行う際に役立つ本やセミナーもご紹介しましたので、まずはそのなかから株式投資を勉強してから実際の投資を行っていきましょう。

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