大学生の株式投資を解説します。大学生が株式投資を始める前に知っておきたい株式投資の基礎知識、学生のうちから投資を始めることのメリットやデメリットと注意点、さらに株式投資の始め方をお教えします。リスクが付き物な投資を始める前に一読して、基礎知識を身に着けてから自身の投資に役立てていきましょう。
大学生の株式投資
大学生の株式投資について解説します。大学生が株式投資をすることのメリットとデメリット、実際に株式投資を始める際に注意したいポイントを説明します。また、株式投資を始める際に最低限知っておきたい基礎知識もお教えします。株式投資に興味を持っている大学生の方は、参考にしてみてください。
大学生は株式投資ができるのか
大学生でも、株式投資を行うことは可能です。大学生と言っても未成年の方と既に成人を迎えている方がおり、成人か否かで株式投資を行う際の状況が異なります。自信の状況に合わせて確認していきましょう。
20歳以上の場合
20歳以上であれば、証券口座の開設から株式の売買取引まで自身で自由に行うことができます。社会人と同じように投資や資産運用を行うことが可能です。
20歳未満の場合
一方20歳以下の場合、未成年であるとして証券口座の開設から両親の同意が必要となります。証券口座自体は0歳から開設・保有することができますが、実際の取引は親権者の権限で行なわれることとなります。
学生が株式投資を始める前に知っておくべき基礎
以下では、株式投資を始めるにあたって、知っておくべき基本的な株式投資の知識をお教えします。リストが付き物である投資は、基礎知識をきちんと身に着けてから始めることが大切です。
株初心者にもわかる株式投資の概要を解説。株式投資を始める前に抑えるべき知識とは
株式投資とは
株式投資とは、株式の売上を資本金として会社を運営する株式会社が発行した株式に投資することで、値上がりによる売却金や配当等を期待する投資方法のことです。
投資家が株式を購入することで株式発行会社の株主となり、経営権の一部を持つこととなります。
儲け・損失の仕組み
株式投資では、投資家が持っている株式の株価変動によって利益や損失が発生することとなります。
例えば、投資家が50万円で株式Aを購入し、保有している間に55万円に値上がりしたとします。この時点で株式Aを売却すると、当初50万円で購入した株式Aが55万円で売れたとして、投資家には5万円の利益が発生します。この5万円の利益のことを「キャピタルゲイン」と言い、株式だけでなく不動産や金などを売却した際にも同様に得ることが可能となります。
一方で、50万円で購入した株式Aが45万円に値下がりした時点で売却した場合には、投資家が5万円の損失を被ることとなります。この5万円の赤字のように、売却によって投資家に損失が生じた場合は「キャピタルロス」と言われます。
株式投資では、購入・保有している株式の株価の変動によって投資家の利益、もしくは損失が発生する仕組みとなっています。
参考:キャピタルゲイン(キャピタルゲイン) (SMBC日興証券株式会社)
参考:キャピタルロス(きゃぴたるろす) (大和証券株式会社公式サイト)
配当金
配当金とは、株式会社が株主に対して利益の一部を「配当」として支給する仕組みです。多くの株式会社では年に一、二回支払われ、株主は配当金が支払われる株式を保有しているだけで、業績に応じてお金を得ることができます。ただし、配当は株式会社よっては無い場合があります。配当金を受取りたい場合には株式購入前に前年度の状況を確認しておくことが大切です。
株主優待
株主優待とは、株式会社が株主に対して謝意から自社サービスや製品を還元する制度のことです。配当金と違い、製品そのものや金券が提供されます。配当金同様に、株主優待も株式会社によって有無が異なります。また、株式保有歴が長い株主に対して通常より豪華な優待が提供される場合があるなど、株式会社ごとに優待内容や仕組みは違います。
特に大学生の場合は、まとまった投資資金がなく、頻繁に取引を行う投資手法はハードルが高い傾向にあります。そのため、株主優待が便利な株式銘柄(*1)に投資することで実用的なサービスを利用することが可能となります。
(*1:株式の名称のことです。株式会社の名称で呼ばれます。)
参考:株主優待(かぶぬしゆうたい) (SMBC日興証券株式会社公式サイト)
大学生が株式投資をするメリット
大学生で株式投資を行うメリットを3点、説明します。まとまった投資資金が用意しにくい状況のなかでも株式投資を始めることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
長期投資にすることができる
大学生のときから株式投資を行うことで、長期投資が可能となるメリットがあります。長期投資は短期投資に比べて株価の変動に左右されることなく投資を行うことができること、取引回数が減るため投資コストが安くなるメリットがあります。
多くの方は社会人になってから株式投資を始めることがほとんどです。そのため、大学生の間から投資を始めることで少しでも長い期間投資を行うことが可能となります。
経済の勉強になる
大学生で株式投資を始めるメリットの2点目に、最新の経済情報に強くなり、またその知識を就活に活かせることがあります。
株式投資を行う際には、日々の経済ニュースを確認しておかないと負けてしまう可能性が高くなります。そのため、株式投資で負けないために必然的に経済情報や政治問題に目を通すこととなります。そのため毎日最新のニュース等を確認することで、他の大学生よりも経済知識や政治に詳しくなることができます。
また、今後の株価の伸びは会社の将来的な業績な伸びに繋がる可能性が高く、就活時にどの企業が伸びるのかを参考に就職先を選択するのに株式投資知識を役立てることができます。
授業の合間にできる
大学生は、株式の売買取引を通常の証券取引所の開場時間に行うことができるメリットがあります。
株式売買取引は基本的に証券取引所を通して行なわれることとなりますが、証券取引所は平日の日中の時間帯しか開いていません。例えば、サラリーマンの場合は平日の日中は仕事があり、ほとんどリアルタイムな取引を行うことができません。そのため、授業のスケジュールによっては平日の日中に時間がある大学生は、開場時間に株価を確認し取引を行うことができる大きなメリットがあります。
参考:営業時間・休業日一覧(日本証券取引所グループ公式サイト)
大学生が株式投資をするデメリット
大学生が株式投資を始めるデメリットをお伝えします。株式投資を始める場合には、メリットだけでなくデメリットもきちんと理解してから始めることが大切です。
安易な小遣い稼ぎに走りがち
株式投資を始めて一度大儲けしたことで、その後に再度ハイリスクを背負って投資を行う傾向が強くなるデメリットがあります。
一度投資で儲けたことで、株式投資での稼ぎを頼りにリスクの高い投資を行うと、株価が暴落した際に大きな負債を抱えてしまう可能性が高くなります。サラリーマン投資家の場合は本業は仕事と優先順位を付けて割り切りやすいですが、大学生の場合は投資に割ける時間がある分、その区別が難しくなりがちです。大学生はあくまで社会勉強を目的として株式投資を行うことが大切です。
経済・ビジネスの経験不足
大学生の株式投資のデメリットの2点目として、社会人に比べて経済知識や経験が劣ることがあります。投資は学生や社会人といった続柄や経験に関わらず、多くの投資家と戦うこととなります。そのため、投資のプロとして株式投資を本業とする投資家とも戦わなければなりません。自身の資産を守るために、投資初心者でなおかつそのような投資のプロに比べて経験が浅いという自身の投資経験を認識したうえで投資を行うことが大切です。
資金力
大学生の株式投資では、社会人投資家に比べて資金力が低いデメリットがあります。
株式投資の元手が少ないことで、投資できる銘柄や、購入可能な株数も限定されてしまいます。投資知識や業績分析のうえで、今後伸びそうな銘柄が分かっても、自身が投資することができなければ、利益を上げることはできません。大学生はアルバイトの給料以外での収入がほとんど見込まれないため、資金力の低さは株式投資を行う際の大きなデメリットとなります。
大学生が株式投資で失敗しないための注意点
大学生で株式投資を行う前に知っておきたい、株式投資の注意点を解説します。投資にリスクは付き物です。リスクや注意点を理解せずに投資を行い失敗することで自身が大きな損失を被る可能性があります。そのため、成功例だけでなく失敗例も参考にして投資を始めることが大切です。
適当に投資しない
株式投資を行う際には、きちんと根拠を持って売買取引を行うことが大切です。根拠なく投資を行って、赤字が発生してしまっては元も子もありません。投資について勉強し、理由を持って指定銘柄の購入や売却を行いましょう。
分散投資をする
分散投資を行うことで、リスクを分散させることができます。株式投資の分散投資とは、様々な銘柄に投資して投資資金を偏らせない投資手法のことです。一銘柄に偏って投資した場合、その銘柄が暴落した際に大きな損失を被ることとなります。しかし、投資先を分散させておくことで、一銘柄が暴落しても損失の額を少なくすることができます。
例えば、100万円の投資資金で株価1,000円の株式Aを1,000株購入した際に、株価が500円まで暴落すると1,000株の株式Aは50万円の価値となり、投資家に50万円の損失が発生します。しかし、100万円の投資資金を50万円ずつ株式Aと株式Bに投資することで、株式Aが同様に暴落した際にも損失額を25万円に抑えることができます。
余剰資金で投資する
株式投資は余剰資金で行うことが大切です。余剰資金とは、その資金がなくても生活することができる、「余った」お金のことです。
投資にリスクは付き物で、いつどのように株価が暴落するかは確実に予想することができません。生活資金をつぎ込んでしまうことで、保有銘柄が急に暴落した際に生活できなくなってしまいます。そのため、最悪無くなってもよいお金で投資を行うことが大切です。
大学生の場合は投資資金がどうしても少なくなってしまうため、まずは少額から始めることが大切です。
現物取引のみで行う
4点目に、現物取引のみを行うことが大切になります。現物取引とは、売買取引が約定(*1)した時点で株式や現金を受け渡す取引方法のことです。自身の証券口座にある保有資産の範囲で取引を行うこととなります。
株式取引の方法にはこの現物取引のほかに、信用取引というものがあります。信用取引とは、資産を担保に証券会社から資金や株式を借り入れて株式の売買取引を行う方法です。自身の保有資産額以上の売買取引を行うことができますが、借金をして取引を行うこととなるため、初心者向けとは言えません。実際、株式市場で行なわれているほとんどの取引は現物取引で行なわれています。
大学生は現物取引で株式売買取引を行うことが大切です。
(*1:株式売買の取引注文が成立することです。)
参考:約定(やくじょう) (SMBC日興証券株式会社公式サイト)
参考:信用取引とは? (楽天証券株式会社公式サイト)
所得控除額に注意
扶養控除対象である大学生の、納税に関する注意点をお教えします。大学生の多くは親の扶養に入っているため、年間の投資の利益総額によっては所得税額の控除適用が受けられるかどうかが変化することとなります。知らぬ間に脱税となる可能性や、親に迷惑をかけてしまうケースがあります。きちんと理解して、自身に合った方法で株式投資を始めていきましょう。
38万円の壁
扶養親族である大学生が株式投資で年間に38万円以上の利益総額を上げた時点で、基本的には扶養控除を受けられなくなるたため注意が必要です。
所得控除とは、自身の稼ぎだけで生活することが困難な国民等を考慮して納税負担の差を埋めるために、その年の所得税額を決定する際に一定金額が親の所得総額から差し引かれ、納税額が下がる仕組みです。大学生は扶養親族(*1)として親の扶養に入っていることで親の所得が控除適用を受けることとなりますが、扶養親族の収入額によっては控除を受けることができなくなります。
控除対象となる基準の年間の収入額は38万円と定められ、株式投資の年間利益合計額が38万円(*2)を超えた時点で親が控除を受けることができなくなります。
(*1:12月31日時点で16歳以上で納税者と生計をともにしている場合が該当します。)
(*2:給与所得のみの場合には、年間で103万円を超えた時点で控除対象から外されます。)
特定口座の源泉徴収有がおすすめ
大学生が証券口座の種類を「源泉徴収ありの特定口座」にすることで、所得控除の適用を受けながら、年間の投資利益総額を気にせず投資を行うことが可能となります。
上述の通り、大学生が株式投資を行う際に所得控除を受けるためには年間で38万円という制限のなかで投資を行なわなければなりません。しかし、証券口座を「源泉徴収ありの特定口座」(*1)にすることで投資利益の発生の度に税金が差し引かれ、年末の確定申告の手間が無くなります。扶養対象の大学生が株式投資を行う際には「源泉徴収あり」の特定口座を利用することで、控除対象から外れずに株式投資を行うことができます。
(*1:証券口座には「源泉徴収あり特定口座」のほかに、「一般口座」「源泉徴収なし特定口座」がありますが、両者とも年末の確定申告が必要となります。)
株取引の始め方
これから株式投資を始める大学生のために、株取引の始め方を説明します。どこの証券会社でも、基本的な流れは同じです。株式売買取引を始めるまでの流れをきちんと理解して、株式投資を始めていきましょう。
証券口座を開設する
証券口座開設の手順を簡単に説明します。株取引を行う際には、証券口座の開設が必須となりますので、株式投資を行う際の参考にしてみてください。
証券口座を選ぶ
まずは、証券口座を開設する証券会社を選びます。証券会社によって取引ごとにかかる手数料や取扱銘柄、取引の際に使用可能なツールが異なります。手数料は一取引の手数料差が少額であっても、幾度も取引を行うことで結果的に大きな投資コスト差が生まれる可能性があります。取扱銘柄については、投資対象の幅を広げたい際に希望の投資対象の取扱がないことで投資することができなくなってしまう場合があります。また、取引ツールが使いにくいことですぐに売買取引を行いたいケースに、出遅れてしまう可能性や、情報の収集に無駄な時間がかかってしまうことがあります。
そのため、この3点に着目し、自身の投資目的等に合わせて最適な証券会社にて口座開設手続きを開始することが大切です。
必要書類を揃える
証券口座を開設する証券会社が決まったら、口座を開設したいネット証券会社の公式サイトから申込手続きを行います。この際には、口座開設を行う本人の身元が分かる書類を用意する必要があります。
本人確認書類は氏名・性別・生年月日・住所・連絡先等が分かるものを用意する必要があります。また、2016年1月からはマイナンバーの提示が義務付けられ、マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カードのコピーも必要となります。
参考:マイナンバー提供のお願い (日本証券業協会公式サイト)
投資初心者でも分かるスマホでの株取引の始め方。セキュリティ面の危険性とは?
開設口座の種類に注意
大学生は所得税控除の適用対象に該当することから、証券口座開設の際には口座の種類選びに注意する必要があります。証券口座は、税金の納税方法によって3種類に分かれます。
- 一般口座:投資家が確定申告に必要な書類作成から納税までを行う必要があります
- 特定口座(源泉徴収(*1)なし):申告書類は証券会社が作成し、確定申告・納税を投資家が行います
- 特定口座(源泉徴収あり):確定申告・納税手続きを投資家が行う必要がありません
大学生は利益が発生する度に税金が差し引かれる「特定口座(源泉徴収あり)」を選択することで、確定申告の手続きが不要となること、扶養控除適用を外れる心配なく投資を行うこと、が可能となるメリットがあります。一方の一般口座、特定口座(源泉徴収なし)口座を選択すると、年末に投資家自身で確定申告の手続きを行う必要があります。
(*1:所得発生時に税金が差し引かれる仕組みのことです。)
入金する
証券口座の開設手続きが完了し、証券会社から開設完了の通知が来たら、証券口座に投資資金を入金します。入金完了後から株式投資を始めることができます。
大学生におすすめの少額銘柄
まとまった投資資金を用意することが難しい大学生におすすめの、少額投資が可能な銘柄をご紹介します。証券口座を開設し、投資のための資金を入金した後は投資対象を選ぶこととなります。投資対象を選ぶ際の参考として、以下で紹介する銘柄を確認しておきましょう。
みずほ(8411)
銀行業を営む大手銀行のみずほフィナンシャルグループです。
2万円以下から投資を始めることが可能なおすすめ銘柄です。
双日(2768)
総合商社、双日です。
みずほに比べると最低投資額は高くなりますが、5万円以下で購入可能な銘柄としておすすめです。特に、この5年で安定して業績を伸ばしており、今後にも期待できる長期投資にもおすすめな銘柄です。
ミニ株
証券会社が独自で提供するミニ株制度を利用することで、大学生でも様々な銘柄に少額投資することが可能となります。ミニ株とは、単元株以下の単位で売買取引を行うことができる制度のことです。単元株とは、株式の発行会社が取引する際の単位として指定した株数のことで、基本的に株式の売買取引は単元株数を基準に行なわれることとなります。しかし、ミニ株制度を利用することで、単元株に指定された単位以下での取引が可能となります。
ミニ株取引が可能な最低株数や取扱銘柄は証券会社によって異なります。ミニ株取引を行いたい場合には、証券会社の情報を確認することが大切です。
大学生におすすめの証券会社
大学生でこれから株式投資を始める場合におすすめな証券会社をご紹介します。証券会社ごとの特徴をきちんと確認して、自身の投資目的や行いたい投資スタイルに合わせて最適な証券口座を開設しましょう。
SBI証券
ネット証券会社のうち口座開設数No1、株式の個人売買代金シェアも国内No1を誇る、日本国内のネット証券会社の最大手です。
(以下の情報は、2020年5月現在の情報です)
スタンダードプラン:1注文の約定代金によって手数料が決定
1注文の約定代金が5万円以内の手数料が50円(税抜)
10万円超え20万円以下:105円(税抜)
アクティブプラン:1日の約定代金の合計より手数料が決定
1日の約定代金合計が50万円以内の手数料は無料
50万円超え100万円以下:762円(税抜)
以降100万円増加毎に:400円(税抜)ずつ増加
スマートフォンアプリ・PCサイトにて取引可能。
国内株式の売買取引は、「SBI証券 株」アプリにて行うことができます。投資対象に応じて使用ツールが異なります。
(*1:新規上場株式のことです。上場前に抽選にて購入することができ、上場後に値上がりする確率の高い投資初心者におすすめの投資商品です。)
マネックス証券
取引毎手数料コース:1注文の約定代金によって手数料が決定
1注文の約定代金が10万円以内の手数料が100円(税抜)
10万円超え20万円以下:180円(税抜)
一日定額手数料コース:1日の約定代金の合計より手数料が決定
1日の約定代金合計が300万円まで:2,500円(税抜)
スマートフォンアプリ・PCサイトにて取引可能。
国内株式の売買取引は、「マネックストレーダー株式」アプリにて行うことができます。投資対象に応じて使用ツールが異なります。
マネックス証券を始める
参考:手数料・費用 (マネックス証券株式会社公式サイト)
参考:マネックス証券のアプリ・ツール(マネックス証券株式会社公式サイト)
カブドットコム証券
三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券会社です。
1注文の約定代金が10万円以内の手数料が90円(税抜)
10万円超え20万円以下:180円(税抜)
PCサイトからのみ取引可能。スマートフォンアプリでは投資情報を確認するのみ。
国内株式の売買取引は、「マネックストレーダー株式」アプリにて行うことができます。投資対象に応じて使用ツールが異なります。
カブドットコム証券を始める
参考:現物株式 手数料(カブドットコム証券株式会社公式サイト)
参考:ツール(カブドットコム証券株式会社公式サイト)
取引を始める前に勉強が大切
投資にリスクは付き物です。そのため、まずは株式売買取引についてきちんと勉強し、知識を身に着けることが大切です。
本で勉強する
まずは、本で勉強する際におすすめの本をご紹介します。本は一度編集や校閲が入っているため、情報の信憑性が高く、特に投資知識について右も左も分からない初心者が勉強する際に最適な媒体です。
マンガでわかる株式投資!女子高生株塾
株雑誌『ZAi』の人気連載が単行本化したものです。漫画形式で、初心者にも分かりやすく解説されています。株式投資での儲け方や、金融業界の最先端の情報まで、様々な情報を得ることができます。
マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾―一番売れている株の雑誌ZAiのNo.1人気連載が待望の単行本化!
いちばんカンタン!株の超入門書
株式投資の基礎知識だけをまとめた本です。初心者はまずはこれを読むことで株式投資の基礎を身に着けましょう。
カラー版 マンガでまるっとわかる! 株の教科書
株取引アドバイザーである著者が、漫画と図で分かりやすく株式投資について解説してくれている本です。初心者が陥りがちな間違いも説明してくれています。
ブログで勉強する
投資について勉強する際には、個人投資家のブログを参考にすることも有効です。日々変わる市場の状況に応じて毎日のペースでブログが更新され、投資家によっては自身の投資や資産運用の金額まで詳細を公開してくれている場合があります。個人投資家の様子が分かるため、これから投を始めて自身がどのようになるのかを想像するのにも役立ちます。同じ大学生で投資をしている方の様子を参考にしてみましょう。
ひとり上進ライフ
20歳から株式投資を始めた、美大生の投資家のブログです。非常に分かりやすい文章で大学生投資家が損失を抱えず投資を行うための方法が説明されています。
らんらん分析
大学2年生から株式投資を始めた投資家の方のブログです。大学生時代の株式投資の成功と失敗が解説され、失敗した理由が分かりやすく説明されており非常に参考になります。
大学生の株取引は慎重に
大学生の株式投資について解説しました。大学生は授業のスケジュール次第で証券取引所の開場時間に自由に取引することが可能なこと、株式投資を始めて日常的に経済ニュースを収集することで経済知識が付き、就活に役立てることが可能となるメリットがあります。しかし一方で、大学生はまとまった投資資金を用意することが難しいこと、投資知識や経験がない場合が多いため、損失を被る可能性が高くなります。
大学生で株式投資を始める際には、株式投資の基礎知識をしっかり理解して、リスクや注意点を考慮したうえで始めていくことが大切です。