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野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を徹底解説!キャンペーンや取扱商品について

更新日:

野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を詳しく解説します。野村證券でNISA口座を開設して利用可能なキャンペーンや取扱商品、手数料など様々な情報を徹底解説します。野村證券でNISA制度を利用した投資を行いたい方は、参考にして自身のNISAの金融機関選びに役立ててください。

野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座で取引を行う人の画像

野村證券のNISA(ニーサ)口座の特徴

まずは、野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座のメリットとデメリットを説明します。野村證券でNISA制度を利用した投資を行う際の特徴を知って、他ネット証券会社と比較した上で野村證券でのNISA口座開設を検討しましょう。

メリット

野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座には、以下のメリットがあります。

  1. 注文方法が豊富
  2. 野村證券のNISA口座では、ウェブ注文、スマホ注文、店頭注文、電話注文の中から投資家が自由に注文方法を選択できます。

  3. IPO(新規上場株式)の取扱数が多い
  4. 野村證券は日本国内最大手の証券会社として、IPOの主幹事株式会社となることがケースが多く、IPO株式(*1)の引受数が非常に多いため、当選確率が高いです。

  5. 単元未満株へ投資できる
  6. NISA口座から単元未満株への少額投資が可能となり、年間の非課税枠を最大限便利に活用できます。

  7. 投資家へのサービスが豊富
  8. 野村證券では、土日も対応してくれる電話での投資相談サービスがあるなど、投資家へのサービスが充実しています。

野村證券は、国内に156の店舗数を持つ国内最大手の証券会社です。総合証券口座の開設数は535万口座、NISA(ニーサ)口座の開設数は169万口座を超え、非常に多くの投資家に利用されている証券会社です。

全国各地にある野村證券の店舗で投資相談や注文が行えるほか、オンラインサービスによるウェブ注文や電話注文にも対応しており、幅広い投資家のニーズに対応しています。また、店頭や電話で直接投資の相談ができ、各店舗単位でセミナーが定期的に開催されているため、お金に関する相談をしながら資産運用を行いたい方には最適です。

IPO投資については、大手証券会社として主幹事株式会社として上場をサポートするケースが多く、取扱銘柄数だけでなくIPO引受数でもNo1を誇ります。引受数が多いことでIPOの当選確率が上がり、引き受ける上場株式会社の規模が大きい場合も多いことで高い値上がり益が期待できます。IPOへの投資を行いたい方には非常に嬉しいポイントです。

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(*1:新規の上場株式のことです。上場によって株価が値上がりする可能性が高いため、抽選にて投資できる投資家が決まります。)

参考:野村證券を選ぶ理由(野村證券株式会社公式サイト)

デメリット

口座開設数日本一を誇り、IPOの取扱数も業界最高水準を誇る野村證券のNISA(ニーサ)口座ですが、一方でデメリットがあります。メリットだけでなく、デメリットも理解して利用を判断しましょう。

  1. 海外株式へ投資できない
  2. 野村證券のNISA口座では、海外株式へ投資できません。投資地域での分散投資を行いたい方には不向きです。

  3. 手数料が高い
  4. 野村證券のNISA口座では、資産の種類に関わらず売買取引を行う際には手数料がかかります。大手ネット証券のNISA口座の多くでは売買取引手数料が無料なところが多く、野村證券のNISA口座では高い手数料がかかります。

  5. 手数料体系が複雑
  6. 野村證券では、ウェブ注文、店頭注文、電話注文の3種類の注文方法に対応していますが、それぞれでかかる手数料が異なります。そのため、どの注文方法で注文を行ったかによって利益額から差し引かれる手数料が違い、複雑になってしまいます。

  7. つみたてNISAの取扱銘柄数が少ない
  8. 野村證券では6種類の投資信託の中からしか積立投資を行う対象を選択できません。様々なファンドに投資したい場合は不便です。

  9. 口座開設に時間がかかる
  10. 野村證券のNISA口座開設手続きには、3〜4週間かかります。他ネット証券では税務署審査を含めておよそ2〜3週間とされている傾向が多く、野村證券では口座開設に時間がかかると言えます。

NISA口座開設数でNo1を誇る野村證券ですが、1取引ごとにかかる手数料が高く、注文方法によって手数料体系が異なるため、投資家へのデメリットが少なくありません。また、つみたてNISA口座から投資可能な投資信託は6種類に限られ、NISA口座で海外株式に投資できないなど、自由に銘柄を選択して様々な対象に投資したい方には不便です。

野村證券のNISA・つみたてNISA口座詳細

野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座について詳しく解説します。野村證券のNISA口座は、2018年12月時点で169万口座もの開設数を誇り、非常に多くの投資家に利用されています。

なぜ多くの投資家に利用されているのかを理解した上で、野村證券でNISA制度を利用した投資を行うかどうかを判断していきましょう。

取扱商品数

まずは野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座から投資できる投資対象の数をお教えします。NISAとつみたてNISAでは投資できる金融商品が異なりますので、それぞれについてきちんと確認しておくことが大切です。

取扱商品の数は、多いと投資家が投資先を自由に選択できて非常に便利です。野村證券のNISA口座での取扱商品数と、他ネット証券のNISA口座の取扱商品数を比較して、自身のNISA口座開設を行う金融機関選びの参考にしましょう。

ただし、つみたてNISAについては制度の規定上、金融庁が定めた投資信託にしか投資できないため、注意しましょう。

NISA(ニーサ)

野村證券のNISA(ニーサ)口座では、国内株式と投資信託に投資できます。以下の情報は2019年3月5日時点の情報です。

投資対象 取扱数
国内株式 非公開
海外株式 取扱無し
投資信託 830本

野村證券では、国内株式と国内ETF、国内REIT、国内公募型投資信託などに投資できます。海外株式には投資できず、投資地域を分散させた株式投資を行いたい方には不向きです。また、投資可能な投資信託については、種類や分類ごとに以下のようになっています。

分類 投資対象 取扱数
単位型 13本
追加型 817本
投資対象地域 国内 286本
国外 350本
内外 318本
投資対象資産 株式 325本
債権 取扱無し
REIT(*1) 79本
その他資産 26本
資産複合 114本
独立区分 ETF −(記載なし)
MMF(*2) 取扱無し
MRF(*3) 取扱無し
補足 インデックス型 -(記載なし)
特殊型(ブルベア型) -(記載なし)

野村證券のNISA口座では国内株式・ETF・REITなどに投資できます。投資信託については、国内公募投資信託への投資が可能です。債権を対象に投資する投資信託は取扱がなく、不動産投資信託であるREITも79本と取扱本数は比較的少ないです。REITの取扱数については、大手ネット証券会社のマネックス証券では149本となっており、およそ半分の取扱数であることが分かります。

投資信託の補足分類であるインデックス型ファンドとは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など、特定の指数と同じ値動きをするように設計された投資信託のことです。一方の特殊型の主な種類であるブルベア型ファンドは、特定の指数の変動率に一定の倍数をかけた値動きを目指す投資信託のことを指します。ブルベア型はハイリスクハイリターンの投資となることから、長期投資に向かない商品です。

海外株式などの海外資産へ投資したい方は、海外株式の取扱が非常に豊富なマネックス証券がおすすめです。

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(*1:複数の投資家から資金を集め、不動産へ投資する投資信託のことです。賃貸料収入や不動産の売買益が投資家へ配当として還元されます。)
(*2:「マネー・マネジメント・ファンド」の略で、安全性の高い債券を中心に運用される投資信託です。)
(*3:「マネー・リザーブ・ファンド」のことで、超短期の債券で運用されている投資信託です。安全性が高い債権などで運用されます。)

参考:ファンド検索(国内投信) - 検索結果 -(野村證券株式会社公式サイト)
参考:投資信託協会が定める「商品分類」(一般社団法人投資信託協会公式サイト)

つみたてNISA(ニーサ)

野村證券のつみたてNISA(ニーサ)口座では、6本の投資信託の中から投資対象を選択できます。つみたてNISAでは制度上投資可能な金融商品が金融庁によって163本の投資信託に限定されています。

野村證券のつみたてNISA口座では厳選された6本のみが取り扱われ、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など、特定の指数と同じ値動きをするように設計されたインデックス型ファンドと言われる投資信託が4本と、特定の指数の変動率に一定の倍数をかけた値動きを目指すアクティブ型ファンドが2本となっています。

野村證券のつみたてNISA口座での取扱商品数は、大手ネット証券会社のSBI証券の150本、マネックス証券の145本などと比べて非常に少ないことが分かります。そのため、投資家は投資対象を様々な選択肢の中から自由に選択できません。

野村證券で取扱のある6本の投資信託の中に自身が投資したいファンドがない場合、野村證券でのつみたてNISA口座開設は行わない方が良いでしょう。

参考:つみたてNISA(野村證券株式会社公式サイト)
参照:つみたてNISA対象商品届出一覧(金融庁公式サイト)

手数料

野村證券のNISA(ニーサ)口座で資産を取引して資産運用を行う際にかかる手数料を説明します。NISA口座では様々な金融商品の取引手数料を、つみたてNISAでは特定の投資信託への投資になるため、投資信託の手数料を確認する必要があります。

手数料は投資家が得られる利益から差し引かれるため、運用益に直接関わる非常に重要な数字です。できるだけ安い手数料で資産運用を行えるよう、きちんと確認しておきましょう。

NISA(ニーサ)

野村證券のNISA(ニーサ)口座での売買取引にかかる手数料を説明します。野村證券では、オンラインサービスを利用したウェブ注文、店頭注文、電話注文が可能で、それぞれの注文方法ごとに手数料が異なります。

これから野村證券でNISA制度を利用した投資を行うか検討している方には非常に重要な数字ですので、きちんと理解した上で、野村證券でのNISAの利用を判断しましょう。

ウェブ注文

まずはオンラインサービスから注文を行う際の手数料をお教えします。ウェブ上で資産の売買注文を約定できるため、非常に便利な注文方法です。

  1. 国内株式(ETF、REIT等含む)
  2. 1注文の約定代金 手数料
    ~10万円 150円
    ~30万円 324円
    ~50万円 515円
    ~100万円 1,029円
    ~200万円 2,057円
  3. その他資産
  4. 投資対象 1取引ごとの手数料
    投資信託 銘柄ごとの購入手数料・信託報酬等
    IPO 無料
    単元未満株 約定代金の1.0800%
    (最低手数料540円)

野村證券のNISA(ニーサ)口座では、国内株式への投資に対応しており、取引金額に応じて手数料がかかる仕組みです。NISAでは年間で120万円の非課税枠があるため、1回の取引にかかる最大手数料は2,057円となります。ただし、上述の手数料は1取引ごとにかかる手数料のため、例えば12万円の資産を10回取引した際には、全体で3,240円の手数料がかかります。

投資信託の取引は銘柄ごとにかかる手数料が異なり、購入前に目論見書などを確認してかかる手数料を確認しておくことが大切です。単元未満株についても約定代金に対して一定利率の手数料がかかります。

野村證券のNISA口座で資産の売買取引を行う際には、オンラインサービスを利用して売買取引を行うことで、最もコストを抑えた資産運用を行えます。

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参考:オンライン専用支店(野村ネット&コール)の手数料(野村證券株式会社公式サイト)

電話注文

野村證券では、オペレーターを通じて電話で資産売買取引を注文できます。店頭に出向く必要がなく、直接オペレーターに依頼できる便利な注文方法です。

  1. 国内株式(ETF、REIT等含む)
  2. 1注文の約定代金 手数料
    ~20万円 1,954円
    ~30万円 2,571円
    ~40万円 3,498円
    ~50万円 4,423円
    ~70万円 5,760円
    ~100万円 7,509円
    ~150万円 10,080円

    電話注文では、ウェブ注文のおよそ10倍の手数料がかかります。例えば、10万円の資産Aの注文をウェブ注文によって行った場合には、150円の手数料となりますが、電話注文にて行った場合には1,954円の手数料がかかるため、1回の取引で1,804円の手数料差が発生します。資産運用を行う際には、売買取引を複数回行う可能性があるため、電話注文にて何回も取引を行うと、多額の手数料が差し引かれてしまいます。

  3. その他資産
  4. 投資対象 1取引ごとの手数料
    投資信託 銘柄ごとの購入手数料・信託報酬等
    IPO 無料
    単元未満株 約定代金の1.4040%
    (最低手数料2,160円)

電話注文では、単元未満株の取引手数料の金額も大きく異なります。オンラインサービスでは、手数料の最低金額が540円に設定されていますが、電話注文を利用することで、最低でも2,160円が手数料として引かれてしまいます。

投資信託については、ファンドごとに購入時の手数料や管理にかかる信託報酬、などが異なるため、自身が購入を検討している投資信託の目論見書などの情報を確認することが大切です。

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参考:オンライン専用支店(野村ネット&コール)の手数料(野村證券株式会社公式サイト)

店頭注文

野村證券は日本国内最大手の証券会社として、全国に156もの店頭があり、どこの店頭からでも資産の買い付け注文を行えます。実際に証券会社のスタッフと相談して注文を約定できるため、相談しながら投資を行いたい方にはぴったりです。

  1. 国内株式(ETF、REIT等含む)
  2. 1注文の約定代金 手数料(利率)
    ~20万円 2,808円(最低料金)
    20万円超 50万円以下 1.4040%
    50万円超 70万円以下 1.0800% + 1,620円
    70万円超 100万円以下 0.9288% + 2,679円
    100万円超 300万円以下 0.8640% + 3,327円
  3. その他資産
  4. 投資対象 1取引ごとの手数料
    投資信託 銘柄ごとの購入手数料・信託報酬等
    IPO 無料
    単元未満株 基本料率:1.4040%

国内株式、国内ETF、国内REITの取引にかかる手数料は、全て約定代金に対してかかる利率となっています。また、50万円を超える資産の売買取引を行う際には基本利率に加えて1,620円から追加手数料がかかります。

店頭注文で単元未満株の取引を行う際には、基本利率が定められていますが、約定代金×基本料率が2,808円に満たない場合には、2,808円の手数料がかかります。店頭注文や電話注文といった、人間の手を介して注文を行う方法では、オンラインサービスを利用したウェブ注文のケースと比べて非常に高い手数料がかかります。

また、大手ネット証券のNISA口座では売買手数料が無料となっているケースが多いため、野村證券のNISA口座の手数料は非常に高いと言えます。野村證券で投資コストを抑えた資産運用を行いたい場合には、オンラインサービスに契約して取引を行いましょう。

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参考:店舗の手数料(野村證券株式会社公式サイト)

つみたてNISA(ニーサ)

つみたてNISA(ニーサ)の対象となる投資信託の販売手数料は、ノーロード(無料)とすることが政令で定められているため、手数料はかかりません。

取引所

野村證券のNISA(ニーサ)口座では、全国にある4箇所の証券取引所に対応しています。

  • 東京証券取引所
  • 名古屋証券取引所
  • 札幌証券取引所
  • 福岡証券取引所
  • 国内の証券取引所に上場していれば基本的に投資できますが、国内金融商品取引所上場の外国株式は購入できません。また、以下の市場に上場している銘柄は買い付けできません。

  • 福岡証券取引所(本則市場、Q-Board)
  • 札幌証券取引所(本則市場、アンビシャス)
  • 買い付けできない国内株式の銘柄があることを理解した上で、野村證券でのNISA口座開設を検討しましょう。

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    参考:お取引のルール(まめ株(単元未満株)) (野村證券株式会社公式サイト)

    IPO(新規上場株式)

    野村證券のNISA(ニーサ)口座では、IPO株式へ投資することができます。IPOとは、未上場企業が新規に株式取引市場に上場する際に事前に投資家に取得させる株式のことです。

    未上場銘柄の株価は上場している銘柄に比べて安い傾向にあり、上場後に株価が跳ね上がる可能性が高いです。IPO株式への投資は抽選で可否が決まるため、より多くのIPO銘柄を取り扱っている金融機関を選択することで、IPO投資を行える確率を上げられます。

    野村證券は、企業が上場する際に審査や準備、アドバイスを行う幹事株式会社です。あるIPO銘柄について幹事株式会社が複数ある場合には、一社が主幹事株式会社となり、公募価格の仮条件の決定などを行います。主幹事株式会社は他証券会社よりもIPO株式の引受数が最も多くなるため、主幹事株式会社からIPO株式の抽選に応募することで当選確率は高くなります。

    日本国内の証券会社の最大手である野村證券は、規模が大きい会社の上場案件を引き受けるケースが多く、その分多くの株式数を引き受けるため、当選確率が高くなります。野村證券のNISA口座は、IPOへ投資を行うのに最適と言えるでしょう。

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    参考:お取引のルール(IPO/PO) (野村證券株式会社公式サイト)
    参考:IPO(新規公開株式) (野村證券株式会社公式サイト)

    口座開設

    ここからは、野村證券でのNISA(ニーサ)、もしくはつみたてNISAの口座開設について説明します。これから野村證券でNISA口座を開設しようとしている方に役立つ情報が満載です。きちんと確認しておきましょう。

    ネットのみでの口座開設

    野村證券では、ネット上の手続きのみでNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を開設できます。

    NISA・つみたてNISAどちらの口座開設の場合も、野村證券の総合証券口座の開設が必須です。まずは総合証券口座をスマホもしくはPCから「かんたん口座開設」か、「スピード口座開設」などで申し込み、投資を始めていきましょう。

    かんたん口座開設の場合には写真アップロードで、スピード口座開設の場合は専用アプリもしくはICカードリーダライタと言われる専用の機器を使用して、本人確認書類の登録ができます。かんたん口座開設の場合は申し込みから最短5営業日後に、スピード口座開設の場合は最短当日(*1)に口座開設が完了します。

    (*1:平日13時までに口座開設申し込みが完了した場合。)

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    参考:口座開設のご案内(野村證券株式会社公式サイト)
    参考:「マイナンバーカード認証(スピード口座開設)」(ICカードリーダライタ)お申し込みの流れ(野村證券株式会社公式サイト)

    キャンペーン

    野村證券では、NISA(ニーサ)・つみたてNISA口座の開設やNISA口座での取引を行う投資家向けに様々なキャンペーンが配信されています。以下は2019年3月5日時点の情報です。自身が対象となるキャンペーンがあれば、キャンペーンのメリットを賢く活用しましょう。

    キャンペーン名 期間 対象者 特典内容
    「つみたてNISA」1周年記念キャンペーン 下記参照 下記A期間中につみたてNISA口座を開設し、B期間内に累計5万円以上を買い付けた方 抽選で10名様に10万円、50名様に5万円、500名様に1万円プレゼント
  • 期間
  • A期間 2018年11月1日(木)~2019年3月29日(金)
    B期間 2019年1月4日(金)~2019年9月30日(月)

    上述のキャンペーン期間は、約定日を基準に計算されます。A期間内に開設したつみたてNISA口座からB期間内に累計で5万円以上、買い付けを行った場合にキャンペーン応募の対象者となることができます。

    野村證券では、つみたてNISA口座を開設し、買い付けを行った方向けにキャンペーンが提供されています。過去にも投信積立を利用した投資家を対象にキャンペーンが行われていたため、今後もNISA口座利用者向けに定期的にキャンペーンが実施されると予想できます。自身が条件に該当する場合には、キャンペーンを賢く利用してみましょう。

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    参考:「つみたてNISA」1周年記念キャンペーン(野村證券株式会社公式サイト)

    取引

    野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座で行える注文方法や単元未満株への投資など、取引に関する様々な情報を説明します。野村證券のNISA・つみたてNISA口座を利用して行いたい投資スタイルに適しているかどうかを確認して、野村證券でのNISA口座開設を検討しましょう。

    注文の種類

    まずは野村證券のNISA(ニーサ)口座から資産注文を行う際に利用できる注文方法をご紹介します。投資スタイルや投資家の生活スタイルによって最適な注文方法は異なりますので、利用できる方法をきちんと確認して、野村證券でのNISA口座開設を判断する際の参考にしましょう。

    注文方法 対応の可否
    ネット注文 可能
    スマホ取引 可能
    店頭注文 可能
    電話注文 可能

    野村證券のNISA口座では、ネット注文・スマホでの取引・店頭注文・電話注文の4種類の注文方法全てに対応しています。ネット注文・スマホ注文については、ウェブから野村證券オンラインサービスにログインして注文を行えます。

    店頭注文は、国内証券最大の支店網を誇る野村證券の、全国に156ある店舗の中から近くの店舗で注文を約定できます。資産運用の相談をしながら買い付けを行いたい方には、店頭注文がおすすめです。また、野村證券では電話注文も可能ですが、オンラインでのネット注文を行う際と、店頭注文、電話注文はそれぞれ手数料が異なりますので、注意が必要です。

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    参考:オンライン専用支店(野村ネット&コール)の手数料(野村證券株式会社公式サイト)
    参考:店舗の手数料(野村證券株式会社公式サイト)

    口座優遇

    野村證券のNISA(ニーサ)口座では、オンラインサービスから資産の売買取引を行った場合にのみ優遇を受けられます。野村證券では「野村のエコ割」としてオンラインサービスから国内株式を注文した場合にのみ、売買手数料の割引サービスが適用されるサービスがあります。

    野村のエコ割では、オンライン上で取引報告書が交付される「Web交付サービス」や野村證券から便利な情報が通知される「メールアドレスの登録」、さらにメールで目論見書などの情報を確認できる「メール交付サービス」の3種類のサービスに契約することで、国内ETF、国内REIT、国内ETN等を含む国内株式の売買手数料が50%割り引かれます。2種類の契約では30%が、1種類のみの契約では25%が割り引かれます。

    3種類のサービスはウェブ上で申し込め、基本的にウェブ上から売買取引を行う方には非常に嬉しい割引制度です。特にWeb交付サービスやメール交付サービスは、郵送の手間と時間も短縮できるため、非常に便利です。上手に利用して投資コストを抑えた投資を行いましょう。

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    参考:野村のエコ割(野村證券株式会社公式サイト)

    単元未満株

    野村證券のNISA(ニーサ)口座では、単元未満株への投資が可能です。単元未満株とは、購入可能な最低株式数よりも少ない株数から購入可能な株式のことで、野村證券では「まめ株」と言われています。購入可能最低株式数は銘柄ごとに設定され、多くの銘柄は100株が1単元となっています。

    総合証券口座と比べて年間120万円(*1)の非課税枠があるNISAでは、単元未満株への投資が可能なことで非課税枠を最大限利用でき、非常にメリットとなります。

    (*1:NISAの場合です。つみたてNISAの場合は年間で40万円の非課税枠となります。)

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    参考:まめ株(単元未満株)買注文(野村證券株式会社公式サイト)

    情報

    野村證券で投資を行う際の情報収集に役立つサービスを説明します。投資は情報戦とも言われるほど、情報収集が重要です。株価に影響がありそうな情報を素早く入手することが、投資の世界では有利になります。

    以下の情報を参考に、野村證券でのNISA制度の利用を判断しましょう。

    投資相談

    野村證券では、店頭や電話にて資産運用や退職後のお金、相続などについて専門家に相談できます。

    店頭の場合には全国に156ある店舗の中から近くの店舗に行って相談できます。近くに店舗がない場合は、土日も対応している電話相談を利用して外務員資格を取得しているオペレーターに安心して投資相談を行えます。店頭や電話での相談サービスは、投資家の悩みを直接聞いてもらえるため、非常に便利です。

    相談内容は資産運用に関するものから、サービスの利用方法まで幅広く対応してくれるため、投資家に非常に嬉しいサービスと言えます。

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    参考:コールセンターでできること(野村證券株式会社公式サイト)
    参考:店舗でできること(野村證券株式会社公式サイト)

    セミナー

    野村證券では、各店舗ごとに株式投資や投資信託、NISA(ニーサ)、ロボアドバイザーサービスなど様々な分野について学ぶことができる店舗セミナーが定期的に開催されています。

    セミナーは、直接お金の専門家の話を聞くことができる貴重な場で、自身の資産運用に非常に役立ちます。また、野村證券のセミナーは店舗単位での開催になるため、近くの会場を探すことができます。ただし、セミナーは事前の参加申し込みが必要なため、公式サイトでセミナー情報を確認した上で参加申し込みを行いましょう。

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    参考:セミナー検索 - 検索結果 -(野村證券株式会社公式サイト)

    野村證券でのNISA(ニーサ)の始め方

    ここからは、野村證券でNISA(ニーサ)、もしくはつみたてNISAを利用した投資の始め方を解説します。野村證券のNISA口座開設前に知っておきたい情報や、実際の口座開設手続きの流れをお教えしますので、参考にしてみてください。

    NISA(ニーサ)口座を開設する

    まずは、野村證券のNISA(ニーサ)もしくはつみたてNISA口座を開設する前に知っておきたいポイントと、実際の開設手続きを簡単に説明します。きちんと理解して自身が野村證券でNISA口座開設を行う際に活かしていきましょう。

    NISA(ニーサ)口座は1人1つまで

    NISA(ニーサ)・つみたてNISA口座は、投資家一人につき1口座しか開設することができません。NISAとつみたてNISAは併用できず、全ての金融機関を含めて一人1口座となります。

    また、既に他の金融機関でNISA口座を開設している場合は、新規のNISA口座は開設できませんので注意しましょう。

    参考:NISAの概要(金融庁公式サイト)
    参考:一般NISA(野村證券株式会社公式サイト)

    特定口座を開設する

    NISA(ニーサ)、もしくはつみたてNISA口座の種類は、「特定口座」にすることがおすすめです。証券口座は一般口座と特定口座2種類の合計3種類に分けられます。証券口座は、種類ごとに年末の確定申告手続きの必要性や手間が異なります。

    一般口座では、年末の確定申告手続きに必要な書類作成から納税までを全て投資家自身で行う必要があります。一方の特定口座は、源泉徴収の有無でさらに2種類に分類されます。源泉徴収とは、税金が事前に差し引かれる仕組みで、投資の利益が発生する度に納税されるため、年末に確定申告手続きを行う必要がなくなります。

    源泉徴収なしの特定口座を選択した場合には、確定申告の際の必要書類が証券会社によって作成されるため、申告手続きのみを行うだけで済みます。確定申告を投資家自身で行うと、知らない間に脱税となる可能性があり、時間と手間もかかります。基本的には特定口座を選択することがおすすめです。

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    参考:No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人(国税庁公式サイト)

    NISA(ニーサ)口座開設の流れ

    野村證券でNISA(ニーサ)口座を開設する際の大まかな流れを説明します。野村證券のNISA口座開設の際には、総合証券口座の開設が必要ですが、NISA口座と同時に申し込むことができます。野村證券の総合証券口座を既に開設している方と、開設していない方は手続きが違いますので、それぞれについて説明します。

    野村證券でのNISA制度を利用した投資を検討している方は、一度流れを確認してから、実際に手続きを始めていきましょう。

    野村證券の総合証券口座を開設していない方
    1. 申込書類を請求する
    2. 野村證券公式サイトの「口座開設のご案内」より、申込書類の送付を野村證券に依頼します。口座開設の申込を行う際に同時にNISA(ニーサ)口座の申込も行いましょう。書類は原則請求日の2営業日後に発送されます。

    3. 書類を返送する
    4. 野村證券から送付された口座開設申込書の必要事項を記入し、マイナンバー確認書類、本人確認書類を付けて返送します。

    5. 口座開設が完了
    6. 口座開設申込書類が野村證券にて受理され、手続きが行われます。総合証券口座は最短5営業日で開設が完了し、「口座開設完了のご案内」(転送不要の簡易書留郵便)が送付されます。

    7. 税務署審査
    8. 総合証券口座の開設が完了後、NISA(ニーサ)口座開設手続きが始まり、野村證券から税務署審査が行われます。税務署審査には2〜3週間の時間がかかり、総合証券口座の開設手続きと合わせるとおよそ3〜4週間ほどの時間がかかります。時間に余裕を持って口座開設手続きを始めることが大切です。

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    参考:一般NISA口座開設(野村證券株式会社公式サイト)
    参考:申込書郵送によるお申し込みの流れ(野村證券株式会社公式サイト)

    野村證券の総合証券口座を既に開設している方
    1. 書類を請求する
    2. オンラインサービス、電話、店舗のいずれかの方法で、NISA(ニーサ)口座の申込書の送付を依頼しましょう。

    3. 必要書類を提出する
    4. 送付された書類の必要事項を記入し、本人様確認書類などと一緒に提出します。

    5. 税務署審査
    6. 野村證券から税務署審査が行われます。税務署の審査完了まで2〜3週間かかります。

    7. NISA口座開設完了
    8. 税務署審査通過後、野村證券にてNISA口座の開設手続きが行われます。税務署審査の時間と合わせて3〜4週間の時間がかかるため、余裕を持って手続きを開始しましょう。

      野村證券を始める
      参考:一般NISAご利用までのお手続き(野村證券株式会社公式サイト)

      NISA(ニーサ)口座での商品の買い方

      ここからは、野村證券のNISA(ニーサ)口座から資産の買い付けを行う方法を説明します。上述の手順に従って野村證券のNISA口座を開設し、実際に買い付けを行なって投資を開始しましょう。

      銘柄を選ぶ

      まずはNISA口座から投資する銘柄を決める必要があります。NISA(ニーサ)口座を開設した場合には、野村證券で取扱のある株式や投資信託などから投資対象を自由に選択できます。つみたてNISAの場合には、野村證券によって厳選された6種類のファンドの中から選択します。

      NISA口座の投資では配当金などに着目して、NISAの非課税メリットを活かせるような銘柄選びを行うことが大切です。

      注文の流れ

      野村證券のNISA(ニーサ)もしくはつみたてNISA口座から購入を注文する方法をご紹介します。NISA口座の開設が完了したら、資産の買い付けを行なうことで資産運用が始まります。まずは注文の手順を確認しておきましょう。

      1.NISA(ニーサ)口座を開設する

      まずはNISA(ニーサ)もしくはつみたてNISA口座を開設しましょう。口座開設はウェブ上から申請できますので、申し込みを野村證券に依頼しましょう。

      2.取引資金を入金する

      NISA(ニーサ)口座の開設が完了したら、NISA口座から投資したい資金をNISA口座へ入金します。野村證券では、Web入金、あんしん振替、野村カード、銀行振込の4種類の方法から投資資金の入金が可能です。

      Web入金とは、野村證券のオンラインサービスを利用して、提携金融機関のインターネットバンキングサービスから入金する方法です。野村證券は三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行など全10行の銀行と提携しており、各金融機関でのインターネットバンキングサービスの契約と野村證券でのオンラインサービスの契約がある場合にのみ利用できます。入金がリアルタイムに反映されて、手数料がかからないため、非常に便利です。

      あんしん振替とは、事前に投資家の金融機関口座を登録しておくことで、簡単かつ即時に野村證券の口座に振替入金が可能な仕組みです。野村カードは、野村證券店内のATMのほか、銀行やコンビニエンスストアの提携ATMから即時入金が可能な入金方法です。あんしん振替と野村カードによる入金についても、振替手数料はかかりません。

      銀行振込による入金にも対応しており、ATM・金融機関の窓口などから、取引店の銀行口座へ振り込むことで入金できます。野村證券では、銀行振込の際の振替手数料を投資家が負担する必要がないため、銀行振込にて入金を行いたい投資家にはメリットとなります。

      参考:入金(野村證券株式会社公式サイト)
      参考:Web入金(野村證券株式会社公式サイト)

      3.NISA(ニーサ)口座へログインし、銘柄検索を行う

      投資資金の入金が完了したら、買い付けたい銘柄の名前の一部を入力するか、4桁または5桁の銘柄コードを入力して、「検索」ボタンから銘柄検索を行います。

      4.注文入力を行う

      銘柄名を入力して検索した場合は、検索条件に合致した銘柄一覧が表示されます。買いたい銘柄の「現物買」ボタンをクリックして「現物買注文」画面に遷移できます。銘柄コードを入力した場合は、直接「現物買注文」画面へ遷移しますので、指値単価もしくは成行を選択して注文内容を確定します。

      5.注文を完了する

      入力した注文内容を確認して、「注文する」ボタンをクリックして注文を完了します。

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      参考:現物買注文(野村證券株式会社公式サイト)

      専門家に相談しながら投資したい方におすすめの野村證券

      野村證券のNISA(ニーサ)・つみたてNISA口座を詳しく解説しました。野村證券はNISA口座の開設数で日本一を誇る非常に人気の金融機関です。国内株式やETF、REITといった資産に投資でき、さらに国内最大手の証券会社としてIPO投資の際には主幹事証券会社となるケースが多いため、取扱数と引受数も業界最高水準を誇ります。NISA口座からIPO株式へ投資したい方には非常に有利な金融機関と言えるでしょう。

      しかし、大手ネット証券会社のNISA口座に比べて取引にかかる手数料が高く、海外株式へ投資することができないデメリットがあります。また、つみたてNISA口座では6種類の投資信託にしか投資できないため、様々な金融商品へ分散投資したい方には不便です。

      国内最大手の証券会社として、投資相談サービスやセミナーなど投資家に嬉しいサポートが多く提供されており、専門家と直接資産運用の相談をしながら投資を行いたい方におすすめです。

      自身の投資スタイルに合わせて、野村證券でのNISA口座開設を検討していきましょう。

    -NISA, 投資

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