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仮想通貨

仮想通貨の始め方。初心者の口座開設のやり方と読んでおきたい本とブログ紹介

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仮想通貨の始め方を初心者にも分かりやすく解説します。
口座開設の方法やスマートフォンでの取引、ウォレットについてもまとめました。
仮想通貨取引を始める前におすすめの本やブログ、リップルなどのおすすめの仮想通貨の銘柄も具体的に紹介します。

仮想通貨取引の始め方の本の画像

仮想通貨を始める前に仮想通貨とは

「仮想通貨を買ってみたい」と思っていても、何から初めていいか分からないという初心者の方向けに仮想通貨の始め方を解説していきます。
仮想通貨とは、インターネット上に存在する、実体のない通貨です。

仮想通貨がなにか分からない場合には、「仮想通貨とは」を読んでみてください。

初心者向け 仮想通貨の始め方

お金の価値を持った、データである仮想通貨は、購入や取引を簡単に始めることができます。

初心者でもわかりやすい仮想通貨取引の流れ

仮想通貨取引の流れを簡単にまとめると、
1)取引所に登録して、口座開設する
2)入金する
3)仮想通貨の購入
の3段階を行うだけで仮想通貨取引を始めることができます。

それぞれの手順について見て行きます。

仮想通貨取引所に登録して、口座開設する

まずは、仮想通貨の取引所に登録して、仮想通貨取引を行うために口座を開設します。
仮想通貨取引所は無料で登録でき、スマートフォンやパソコンを使って、インターネット上で登録が完了します。
日本国内以外に海外にも数多くありますが、はじめは日本国内大手の取引所に登録しましょう。

メールアドレスや電話番号からアカウントを作成し、個人情報の入力と顔写真付きの本人確認書類の写真アップロードを行うことで口座開設は完了です。
スマートフォンであれば、このときにカメラを使うことができるため、便利です。

入金

開設した口座にお金を入れます。
入金の方法は、主にコンビニ振込もしくは銀行振込があります。
インターネット上で入金方法を選択し、手続きの流れに従っていくと、コンビニ振込の場合には入金用の受付番号が、銀行振込の場合には振込先の口座が出てきます。
受付番号からコンビニで支払い手続きを行うか、指定された口座に振り込み、取引所に反映されたら入金完了です。

仮想通貨の購入

入金が完了すると、仮想通貨の購入が可能になります。
欲しい仮想通貨の銘柄を選び、買いたい枚数を入力してから、購入のボタンをクリックするだけで、購入は完了です。

初心者におすすめの取引所

日本国内にも数多くある仮想通貨取引所ですが、初心者でも始めやすいおすすめの取引所を紹介します。

DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

国内で唯一アルトコインのレバレッジ取引(自己資産を担保に入れて、借り入れたお金で資産以上の取引を行うこと)ができる取引所です。
ビットコインでのレバレッジ取引を行うことのできる取引所は国内でも多数ありますが、アルトコインに関して可能な取引所は他にありません。
通常のコインの売買に関する取引手数料や新規注文手数料などは全て無料です。
また、スマートフォンアプリからの取引がスムーズで使いやすいことも大きなメリットです。
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)

bitFlyer(ビットフライヤー)

普段の買い物や旅行からビットコインを貰うことのできるオリジナルサービスが特徴的です。
無料で登録することで、効率よくビットコインを増やすことができます。
また、ビットコインの取引量で日本1を誇り、流動性が高いことも大きな注目ポイントです。

2018年6月に金融庁から業務改善命令が出されたことによって、現在は新規登録を受け付けていません。

bitFlyer(ビットフライヤー)

BITPOINT(ビットポイント)

サービスの開始から1度もハッキングの被害が無いなど、セキュリティの高さから安心して利用することができます。
FXで有名な「MetaTrader4(メタトレーダー4)」という優れた取引機能が搭載されており、iPhone/iPadアプリとAndroidアプリも提供されています。
現物取引、レバレッジ取引のどちらも手数料は無料です。
BITPOINT(ビットポイント)

bitbank (ビットバンク)

リップルやモナコインが日本円で安く購入できる取引所として、世界的に高い取引高を誇る取引所です。
スマートフォンからの利用が便利で使いやすいとして、多くの投資家に利用されています。
サーバーが強く、非常に安定しているため、アクティブトレーダーからも高い評価を受けています。

bitbank (ビットバンク)

仮想通貨の資産を守るウォレット

仮想通貨取引を行う際に、仮想通貨を安全に保管するための場所として「ウォレット」が必要になります。

取引所のリスク

取引所は倒産やハッキングの被害に遭うリスクがあります。
2018年には、日本の大手仮想通貨取引所「coincheck(コインチェック)」がハッキングされ、約580億円相当の仮想通貨が盗まれるという事件が起きました。
被害額が非常に大きく、歴史史上最大規模の盗難事件ということになってしまいました。
仮想通貨を購入した取引所で、自身の仮想通貨を管理することもできますが、非常にリスクの高い保管方法と言われています。

ちなみに、仮想通貨はブロックチェーンと言われる非常に高度なセキュリティシステムが導入されており、このブロックチェーンのハッキングは非常に難しいとされているため、仮想通貨のシステム自体が被害に遭う可能性はほとんどありません。

ウォレットとは

インターネット上にのみ存在する仮想通貨ですが、実在する仮想通貨と同様に購入した後に管理するための場所が必要になります。
仮想通貨の保管場所は「ウォレット」呼ばれ、法定通貨の場合の銀行口座に当たります。

ウォレットの種類

インターネット上の仮想通貨の「ウォレット」は、自分自身のパソコンやスマートフォンなどの端末や、インターネット上のオンライン上でも作成することができます。

ハードウェアウォレット

インターネットに接続していなくても、アプリをダウンロードしていなくても、仮想通貨を管理することのできるUSBのようなウォレットです。
ハードウェアウォレットをPCに直接繋ぐことで、利用することができます。
オフラインで管理するため、ハッキングに強く、取引所が潰れても影響がないため安心して利用することができます。
PCがウイルス感染した場合でも、秘密鍵が揃わない限りウォレットから送金が行えないなど、セキュリティが高いウォレットです。

しかし、ハードウェア自体を損失する可能性があることや、定期的に更新を行う必要があり管理に手間がかかるというデメリットもあります。

ペーパーウォレット

コールドウォレットとも言われる、ウォレットの中で最もセキュリティ能力の高い管理方法です。
仮想通貨を紙に印刷し、秘密鍵を記載することで保管しておく管理方法です。
長期的に高額の仮想通貨を管理する際に適しています。

印刷した紙を自身で管理しておくだけなので、ハッキングのリスクはゼロですが、中身を見たいときに手間がかかります。
また、火事などによる損失の可能性もあり、管理の難易度は高いです。

ローカルウォレット

クライアントウォレットやデスクトップウォレットとも言われる管理法です。
PCやスマートフォン内にソフトウェアをダウンロードし、そこで仮想通貨の管理を行う方法です。
オンラインとオフラインの切り替えが可能で、どちらでも使うことのできるサービスもあります。

常にオンライン状態の取引所の管理に比べて、安全性が高くなっていますが、PCがウイルスに感染し、故障した場合などには、ウォレットも管理できなくなってしまうため、長期的に大きな金額を管理するには適していません。
また、ソフトによっては非常に大きな容量を必要とするものや、起動までに時間がかかってしまうものもあります。

ウェブウォレット

仮想通貨取引所でも作成することのできるウェブウォレットです。
簡単に作成することができ、PCやスマートフォンなどが故障した場合でも影響を受けず、ログインによって様々な端末から利用することができます。
オンラインでの管理になるため、インターネット接続がないと利用できず、ハッキングのリスクもあります。
また、取引所が潰れた際に、保有していた仮想通貨がなくなってしまうリスクも潜んでいます。

便利なスマホ取引

スマートフォンひとつで簡単に口座を開設することのできる仮想通貨は、取引もスマートフォン上のみで行うことができます。

スマホ取引のメリット

スマートフォン上で仮想通貨の取引を行うメリットをお伝えしていきます。

どこでも相場のチェックが可能

仮想通貨取引を行うに当たって、ほとんどの取引所がスマートフォンアプリに対応しており、アプリ内で取引を全て行うことができます。

スマートフォンでは、アプリの情報を簡単に確認できるウィジェットという機能があります。
この機能から、アプリを起動しなくても手早くそれぞれの仮想通貨の値段を確認できるため、非常に便利です。

どこでも取引が可能

仮想通貨の値動きは、世間の様々なニュースや情報によって激しく変化します。
そのような世間の動きを、スマートフォンであればいつでも簡単に確認することができ、相場の動きにも即座に対応することができます。

口座開設が簡単

仮想通貨取引を始める際にまず必要になる、取引所の口座開設を簡単に行うことができます。
口座登録では、本人確認書類をカメラ撮影によって画像をアップロードするだけで手続きが完了します。

スマホ取引のデメリット

手軽に仮想通貨取引を行うことのできる便利なスマートフォン取引ですが、デメリットもあります。

紛失リスク

スマートフォンは、PCに比べて持ち運びが簡単な分、損失のリスクも上がります。
損失した場合に、ロックを解除され、仮想通貨が盗まれてしまう危険性があります。

スマホアプリがない取引所がある

取引所によっては、スマートフォン向けのアプリを配信していないところもあります。
スマートフォンから、Webサイト経由で取引を行うこともできますが、PCに比べて操作がしずらく、トレードに支障をきたすことも考えられます。

仮想通貨初心者におすすめの銘柄

取引所で口座を開設し、これから仮想通貨取引を始めようと思っている初心者におすすめの銘柄を3つ紹介します。

リップル

時価総額で世界3位を誇る仮想通貨です。
海外送金や、決済を目的に作成された仮想通貨であるため、送金のスピードが非常に早く、処理能力も高いです。
取引にかかる手数料も非常に安く、送金方法が他の仮想通貨に比べて優れている点も人気の理由のひとつです。

イーサリアム

ビットコインに次いで時価総額で世界2位のイーサリアムです。
ビットコインと同じシステムを使ってブロックチェーンが生成されますが、その生成スピードがビットコインの10分に対して15秒と非常に早く、送金スピードが早いです。
契約をインターネット上で実行することのできる、スマートコントラクトという仕組みによって、人の介入する作業を減らし、安い手数料を実現しています。

ネム

独自のブロックチェーンを開発、採用し、保有仮想通貨量によって取引承認を受けやすいという特徴があります。
また、ビットコインのマイニング作業の代わりにハーベストという取引の承認を行う作業が行われます。

様々な独自システムから、安全性の高さ・処理スピードの早さで高評価を受けています。

仮想通貨初心者におすすめの情報収集

情報戦と言われる投資ですが、仮想通貨は特に値動きが早く、情報収集が大きなポイントになってきます。

仮想通貨を始める際におすすめの本

知識ゼロからのビットコイン・仮想通貨入門

ビットコイン・仮想通貨取引を始める際に押さえておきたいポイントが書かれ、これからの時代における「武器」となる仮想通貨の使い方が解説されています。

いまさら聞けない ビットコインとブロックチェーン

ビットコインについて、その特性やブロックチェーンの仕組みについてわかりやすく解説されています。
数字やITに詳しくないひとでも理解できる、ビットコインに関する入門書です。

60分でわかる! 仮想通貨 ビットコイン&ブロックチェーン 最前線

ビットコインの利用から、ブロックチェーンの活用の際に参考となる情報など幅広く網羅されています。
豊富な実例から、イラストを使ってわかりやすく解説されており、初心者の参考書として役立ちます。

仮想通貨を始める際におすすめのブログ

仮想通貨取引に関するおすすめのブログも紹介します。

主婦が仮想通貨で生活するブログ

仮想通貨取引に関する基礎知識を分かりやすくまとめたブログです。
仮想通貨の始め方を丁寧に説明してくれています。
仮想通貨ニュースのまとめが毎日更新され、非常に便利です。
主婦が仮想通貨で生活するブログ

仮想通貨でノマドワーカー

シンプルなサイト構成で、仮想通貨に関する情報が分かりやすくまとまっています。
仮想通貨でノマドワーカー

ニルスの暗号通貨日記

特にマイナーであるアルトコインについての情報がたくさん書かれているブログです。
初心者向けの記事も多く、最初に読むにも適しています。
ニルスの暗号通貨日記

正しく情報を収集して、余剰資金で投機を始めましょう

一気に注目の高まった仮想通貨は、まだまだグレーな点が多く、せっかく大きな利益を得ても無くなってしまう可能性もあります。
正しい情報をきちんと集めてから、余裕のあるお金で仮想通貨投資を始めることが大切です。

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