FXにおいて、失敗する原因の1つが知識不足です。FXにおいて、リスクに備えるためには、情報収集や知識を身に付けることが重要です。こちらでは、FXで失敗する原因から大損しないための情報収集の方法について解説します。正しい知識や情報を入手し、リスクを抑えた運用を心がけましょう。
FXに関する情報収集
FXでは、最新の情報を手に入れることが大切です。日々の時事ニュースが相場の変動に大きく変動するためです。FXの仕組みを理解した後は、情報収集でFXに必要な情報を手に入れましょう。
FXに関する情報収集の方法
FXの情報収集の手段として、以下の4つの方法が挙げられます。
- 本を読む
- 専門家に聞く
- ブログを読む
- 2ch・まとめを読む
1.本を読む
FXの情報収集の手段として、本を読むことはおすすめです。インターネットは無料かつ手軽に情報を手に入れることが出来ます。しかし、匿名で投稿されるため、信ぴょう性の低い情報も多く出回っています。特に初心者の方は、信ぴょう性の低い情報に振り回されないために、ご自身にあった本を探し、理解できるまで読み込みましょう。
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2.専門家に聞く
FXでは、専門家の意見を聞くことも重要です。専門家の意見を聞きたい場合は、セミナーを活用しましょう。セミナーでは、専門家に相談できるだけでなく、トレーダー同士の交流の場としても活用することが出来ます。セミナーは、専門家やプロトレーダーの生の意見や情報を知ることができるため、積極的に参加することをおすすめします。
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3.ブログを読む
ブログのメリットは、無料で情報を手に入れられることです。ただし、前述しましたがインターネットでは信ぴょう性の低い情報も多々あります。ブログを読む際は、プロフィールや更新頻度など、信ぴょう性の高いブログかどうかを確認しましょう。また、情報に偏りが出ないためにも、1つのブログだけでなく、複数のブログから情報収集するようにしましょう。
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2ch・まとめを読む
2ch・まとめのメリットは、トレーダーの体験談やトレード内容を読むことが出来ます。中には、相場を見ながらリアルタイムで投稿できるサイトもあります。2ch・まとめから、ほかのトレーダーがどのようにトレードしているのか確認してみましょう。ただし、匿名で投稿されているため、すべての情報を鵜呑みにしないように注意してください。
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情報収集しないとどうなるのか
FXにおいて、情報収集することは重要です。なぜなら、情報収集することでリスクを抑えた運用を心がけることができるからです。
損切りのタイミングがわからずに失敗
損切りは、一定以上の損失が発生した際に損失を確定することで、損失の膨大化を防ぎます。トレード手法や資産によって、損切りのタイミングは異なります。特に初心者の場合は、損切りのタイミングが掴めずに、大きな損失を抱える可能性もあります。専門家やプロトレーダーのトレードを参考に、損切りのタイミングを把握しましょう。
レバレッジをかけすぎて大損
レバレッジは、取引額を大きくできる一方で、損失も倍増する仕組みです。特に初心者は、レバレッジのリスクについて把握していない方が多くいます。過剰なレバレッジを避けるためにも、きちんとレバレッジの仕組みを知り、身の丈にあったレバレッジで取引を行いましょう。
感覚でトレードして失敗
知識不足のままにトレードを開始することは、失敗するリスクを伴います。感覚でトレードすることは、ギャンブルと同じです。きちんと知識を身につけ、相場の予測や仮説が立てられるようになることで、FXで資産を増やすことが出来ます。感覚でトレードすることはやめましょう。
FXのまとめから情報収集をする場合の注意点
情報収集を行う場合は、以下の3点に注意しましょう。
- 情報を鵜呑みにしない
- まとめだけではなく、複数の情報源から情報収集する
- 失敗する原因を学ぶ
1.情報を鵜呑みにしない
情報収集をする際は、すべての情報を鵜呑みにしないようにしましょう。特に、インターネットの情報は匿名性があるために、信ぴょう性が低いものも多く出回っています。すべてを信用するのではなく、客観的に情報を取捨選択しましょう。
2.まとめだけではなく、複数の情報源から情報収集する
2chやまとめサイトは、数多くのトレーダーのトレード内容を知ることができ、なおかつ無料で閲覧することができます。しかし、それだけでは、手に入れられる知識に偏りが生まれてしまいます。2chやまとめサイトだけでなく、本やセミナーからも情報収集するようにしましょう。
3.失敗する原因を学ぶ
情報収集する際、多くの方が成功する方法を探します。ただし、成功法も重要ですが、まずは失敗する原因を学ぶことが大切です。失敗の原因を知ることで、リスクへの対処法を身に付けることができます。FXで生き残るためには、まずは失敗しない方法をきちんと学びましょう。
FXの失敗談まとめ
FXにおいて、失敗しない原因を学ぶことが大切だと解説しました。こちらでは、失敗する原因やトレーダーの特徴を2chやまとめサイトから抜粋しました。なぜFXで失敗するのかを学んでいきましょう。
損切りができなかった
損切りのタイミングを逃すと大損を抱える可能性があります。FXで重要なことは、1回の取引の損失を小さくすることです。しかし、初心者の方はFXで損失を出すことが失敗だと考えています。そのため、含み損のポジションもなかなか損切りすることができず、結果膨大な損失を抱えることとなるのです。
レバレッジをかけすぎた
過剰なレバレッジは、リスクを伴います。なぜなら、レバレッジは倍率が高ければ高いほど、損失も大きくなるためです。例えば取引において損失が出た場合、レバレッジ25倍はレバレッジ1倍と比べて損失額が25倍にもなります。知識やスキルのないままに、過剰なレバレッジをかけることは高いリスクを伴います。
余剰資金以上を投資した
FXに限らず、株式投資などの資産運用は余剰資金で取引しましょう。生活費を投資した場合、取引において冷静な判断を欠いてしまいます。さらに、借金をしてまで取引することも危険です。特に知識やスキルのない初心者が、借金で開始すると、際限なく資金をつぎ込んでしまう可能性があります。
デモトレードを過信した
デモトレードとは、仮想の資金を利用したバーチャルトレードです。デモトレードは無料でリアルなトレードを体験できますが、結果を過信してはいけません。デモトレードでは、トレーダーの希望通りに注文や決済が行われ、初心者でも勝ちやすいのです。しかし、実際のトレードではスリッページと呼ばれるズレが生じることがあり、わずかなズレでも大きな損失になりかねません。
FXを始めるにあたり注意すべきこと
FXを始めようか検討している方は、以下の5点に注意しましょう。
- 勉強をして知識を得てから始める
- 損切りルールを厳守
- 余剰資金以上に投資をしない
- トレードに慣れるまでハイレバレッジは厳禁
- デモトレードから始める
1.勉強をして知識を得てから始める
FXでは知識を身に付けることが必要不可欠です。どれだけ勉強してきたかで、FXの世界で生き残れるかどうかが決まります。FXを始める前は、FXの仕組みやリスクをきちんと理解し、実際にトレードを開始した後は、自身のトレード内容を振り返り、改善しましょう。知識を身に付けることはリスクに備えることでもあります。感覚でトレードせずに、きちんと知識を身につけてから始めましょう。
2.損切りルールを厳守
損切りルールを決めましょう。損切りルールとは、取引において損切りするタイミングをあらかじめ決めておくことです。資金額やpips数から損切りルールを決め、必ずルールにしたがって取引しましょう。なかなか損切りができない場合は、デモトレードで練習することをおすすめします。
3.余剰資金以上に投資をしない
FXや株式投資では、余剰資金で投資することが前提です。万が一余剰資金が底をついた場合は、取引を中断しましょう。余剰資金で始めた場合でも、のちに生活費に手を出しては意味がありません。また、借金をしてまで資金を調達することもやめましょう。
4.トレードに慣れるまでハイレバレッジは厳禁
トレードに慣れるまでは、過剰なレバレッジはかけないようにしましょう。特に初心者の方は、ハイレバレッジのトレードはリスクを伴います。まずは、1〜3倍までのレバレッジでトレードし、経験を積んでからレバレッジを上げることをおすすめします。
5.デモトレードから始める
デモトレードは、FXの仕組みを理解する際に役立ちます。すでに口座開設するFX会社を決めている場合は、そのFX会社のデモトレードでツールの操作性も確認しておきましょう。ただし、デモトレードの結果を過信することは危険です。デモトレードはあくまでも練習であり、実際のトレードとは違うことを忘れないでください。
失敗まとめを参考に負けないトレードを
今回はFXの情報収集の方法と失敗する原因について解説しました。FXにおいて情報収集とは、リスクに備えることです。本やセミナー、ブログで情報収集する場合は、すべての情報を鵜呑みにせず、客観的に取捨選択するようにしましょう。
また、情報収集においては、失敗しない原因も学ぶようにしましょう。FXで生き残るためには、失敗の原因を知ることが大切です。失敗の原因を知ることで、万が一の場合にも対処することが可能です。トレーダーたちの失敗例を参考に、リスクを抑えたトレードを心がけましょう。