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NISA(ニーサ)の銘柄ランキングとおすすめのNISA口座TOP5!銘柄選びのポイント

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NISA(ニーサ)での人気銘柄ランキングについて解説します。NISA口座を開設して、どのような銘柄に投資すべきか迷っていませんか? 銘柄ランキングを確認できるサイトと、銘柄選びのポイントをお伝えしますので、銘柄選びの参考にしてみてください。また、NISA口座の開設におすすめの金融機関を紹介しますので、NISA口座開設前の方も参考にしてみてください。

NISA(ニーサ)の銘柄ランキングが記載されている本の画像

NISA(ニーサ)銘柄ランキングの見方

NISA(ニーサ)口座からの投資で人気の高い銘柄ランキングの見方を説明します。NISA口座からは、大きく株式と投資信託に投資可能ですので、それぞれのランキングの確認方法を理解して、自身が投資先選びを行う際に、ランキングを参考にしてみましょう。

株式の場合

まずは、NISA(ニーサ)口座からの投資で人気の株式銘柄ランキングの見方を説明します。銘柄ランキングを自身の投資に活用するために、以下のポイントをきちんと確認しておきましょう。

買い付け金額

人気銘柄ランキングを確認する際のポイントの1点目は、買い付け金額です。株式1単元を購入するのにかかる金額は銘柄によって異なります。また、NISA(ニーサ)口座では年間の投資可能額が非課税枠として限定されます。

そのため、買い付け金額を確認して、自身の行いたい投資スタイルや今後の資産形成計画にどのような影響があるかどうかを知るためにも、買い付け金額の確認は重要です。

銘柄ランキングの多くは、人気の銘柄名だけが人気順に表示されるため、貼付されたリンクやその他の株価が確認できるサイトで買い付け金額を確認しましょう。

出来高

人気銘柄ランキングを確認する際のポイントの2点目は、出来高です。出来高とは、1日や1週間などの期間内に成立した、売買取引の株数を指し、銘柄ごとの出来高でランキングが作成されます。

出来高は株価のバロメーターとも言われ、出来高の大小で取引数が分かるため、市場の活発度を把握するのに役立ちます。株価チャートでは、グラフ下部に棒グラフで示され、一目で取引量を確認できて便利です。

銘柄ごとの取引量を確認して、自身が投資するかどうかを判断しましょう。

保有残高

人気銘柄ランキングを確認する際のポイントの3点目は、保有残高です。保有残高とは、ある銘柄を購入した後の、NISA(ニーサ)口座内で保有できる資産額の残高のことです。

NISAでは、年間で120万円しか投資できないため、1単元の購入金額が安いほど、保有残高が高まります。つまり、単純に株価が安く、1単元の購入金額が安いほど、保有残高のランキングは上がります。

非課税枠を最大限使用して、効率的に利益を上げるために、保有残高を確認しましょう。

投資信託の場合

次に、投資信託の場合の銘柄ランキングの見方を説明します。投資信託では、複数の投資家から資産の運用のためのお金を集めて、多種多様な金融商品を運用します。そのため、株式銘柄の場合に比べて着目すべき点が若干異なります。

投資信託に投資するかどうか迷っている方は、以下の情報を確認したうえで、ランキングを参考に投資する投資信託を選びましょう。

買い付け金額

人気の投資信託銘柄ランキングを確認する際のポイントの1点目は、買い付け金額です。株式1単元を購入するのにかかる金額は銘柄によって異なります。NISA(ニーサ)の非課税枠を考慮したうえで、ランキング上にある気になる銘柄の買い付け金額を確認しましょう。

また、1年間の中で既に非課税枠を使用していた場合は、残高を意識する必要があり、場合によっては購入できません。買い付け金額を確認して、投資を判断しましょう。

買い付け件数

人気の投資信託銘柄ランキングを確認する際のポイントの2点目は、買い付け件数です。買い付け件数が多い銘柄は、多くの投資家に投資されている銘柄です。

月間積立設定金額

人気の投資信託銘柄ランキングを確認する際のポイントの3点目は、月間積立設定金額です。つみたてNISA(ニーサ)を利用する際には、金融庁が指定した投資信託に毎月積立投資することとなります。

金融機関によって積立可能額は異なりますが、設定している積立額が上がるほど、高いリターンが期待されている銘柄と言えます。

月間積立設定件数

人気の投資信託銘柄ランキングを確認する際のポイントの4点目は、月間積立設定件数です。つみたてNISA(ニーサ)では、投資信託が積立投資されます。積立設定されている件数が多いほど、多くの投資家に長期的に運用されている銘柄であることが分かります。

NISA(ニーサ)銘柄ランキングがチェックできるおすすめサイト

ここからは、NISA(ニーサ)の銘柄ランキングを確認する際におすすめのサイトを紹介します。銘柄のランキングを確認して、自身の投資に役立てたい方は、上述のポイントを理解したうえで、以下のサイトを確認してみましょう。

金融機関のサイト

まずは、銘柄ランキングを確認可能な、金融機関のサイトを紹介します。以下の4社の金融機関の銘柄ランキングは、口座開設をしていなくても確認可能ですので、投資先選びに迷っている方は、参考にしてみましょう。

SBI証券

大手ネット証券会社のSBI証券では、NISA(ニーサ)とジュニアNISA、つみたてNISAそれぞれで人気の銘柄ランキングを確認できます。

株式は買い付け金額、出来高、保有残高の3点で、投資信託は買い付け金額と買い付け件数について、3種類のNISAそれぞれの口座でのランキングが分かります。自身が利用したいNISA制度、もしくは開設している口座の種類に応じて情報を確認できて便利です。

参考:NISAランキング(SBI証券株式会社公式サイト)

カブドットコム証券

三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券会社です。カブドットコム証券では、一般NISA(ニーサ)での約定金額が高い順に、人気の銘柄ランキングを確認可能です。

投資信託の人気ランキングや、株式の買い付け件数等のランキングは確認できません。しかし、ランキング表に予想配当利回りが記載されているため、配当利回りが一目で分かって便利です。

参考:NISA口座 株式買付総合ランキング(カブドットコム証券株式会社公式サイト)

楽天証券

楽天グループの証券会社です。楽天証券では、国内株式・国内ETF/ETN、外国株式・海外ETFの買付代金と保有残高ランキングと、投資信託の買付金額、積立設定件数、保有残高ランキングを確認できます。また、つみたてNISA(ニーサ)口座からの積立件数による銘柄ランキングも分かります。

投資信託のランキングでは、銘柄の基準価格と、積立投資に対応可否、ノーロード投資信託かどうかが一目で分かるようになっていて、効率的に銘柄選びを行えます。

参考:ランキング(楽天証券株式会社公式サイト)

松井証券

老舗の松井証券では、NISA(ニーサ)口座での投資信託の人気銘柄ランキングを確認可能です。

買い付け金額、買い付け人数、積立買付金額、積立買付人数順に、4種類の銘柄ランキングの上位5位までが簡単に分かります。また、週間・月間ランキングもすぐに切り替えられて、非常に便利です。

参考:NISA 投資信託ランキング(松井証券株式会社公式サイト)

その他のサイト

次に、金融機関以外が提供している銘柄ランキングを確認可能なサイトを紹介します。各証券会社のNISA(ニーサ)口座での買い付け履歴による買い付け数や金額ではなく、一定期間のリターン率等のランキングが分かって、便利です。

単に人気の銘柄を知るだけでなく、実際に運用して利益が得られるかどうかを確認したうえで、投資を判断しましょう。

モーニングスター

投資信託、株式、ETFなどの比較検索、アナリストコラム、マーケットニュース、ポートフォリオ機能等が提供されているサイトです。モーニングスターでは、以下の情報を確認できます。

  1. 国内株式
  2. 東証1部値上がり率ランキング
    東証1部高配当利回りランキング
    東証1部出来高ランキング

  3. 投資信託
  4. 純資産残高・増加額ランキング
    リターンランキング(1ヶ月間)
    シャープレシオランキング(1年間)

  5. ETF
  6. 国内ETFリターンランキング(1年間)

  7. J-REIT
  8. 予想利回りランキング
    資産規模ランキング

幅広い金融商品の、投資判断に役立ちそうなランキングが分かって、非常に便利です。ただし、予想利回りはあくまで予想にすぎませんので、参考程度に見ておくことが大切です。

参考:ランキング(モーニングスター株式会社公式サイト)

NISA(ニーサ)のおすすめ銘柄の見つけ方

NISA(ニーサ)口座からの投資におすすめの銘柄の探し方を解説します。投資先を選ぶ際には、銘柄ランキングだけでなく、銘柄の様々情報を確認する必要があります。

銘柄の着目すべきポイントを簡単に説明しますので、確認したうえで、自身の銘柄選びに役立ててみてください。

チェックするポイント

NISA(ニーサ)口座から投資する銘柄選びのポイントを説明します。投資を判断する際には、様々な情報を考慮する必要がありますが、銘柄単体で特に着目すべきポイントは以下の3点です。

  1. 営業利益が伸びているか
  2. 出来高が多いか
  3. PER

銘柄の企業の業績や出来高、PERを確認すると、利益を上げられる可能性が高まります。それぞれのポイントについて詳しく見ていきましょう。

営業利益が伸びているか

NISA(ニーサ)口座での投資先選びのポイントの1点目は、営業利益が伸びているかです。

営業利益とは、企業の中心事業で上げられた利益のことで、企業が提供する製品やサービスにどれくらいの付加価値が付いたのかが分かり、会社の収益力を把握するのに役立ちます。

営業利益が伸びている企業は、本業での稼ぎが大きく、今後の成長や株価の高騰が期待できる銘柄と言えます。

出来高が多いか

NISA(ニーサ)口座での投資先選びのポイントの2点目は、出来高が多いかどうかです。出来高とは、上述の通り、銘柄の取引量です。つまり、出来高の大小が分かると、銘柄の取引の活発度を確認でき、投資家のその銘柄に対する注目度が把握できます。

ただし、投資を判断する際には、出来高だけで投資判断を下さず、株価と一緒に確認することが大切です。

例えば、株価が安値の状態で出来高だけ大きくなった場合には、多くの投資家に購入されたことで、今後株価が上がる可能性があります。しかし、株価が高値で、出来高が大きくなった場合は、株価がピークを迎えて下落するリスクが高まります。

出来高は、株価チャート上の棒グラフで確認可能ですので、株価と合わせて確認して、投資を判断しましょう。

PER

NISA(ニーサ)口座での投資先選びのポイントの3点目は、PERです。PERとは、株価の割安度が分かる数値です。現在の株価が、1株当たりの純利益に対して、何倍なのかが分かります。

一般的にPERは15倍を基準に、15倍以上だと割高、それ以下だと割安と言われます。(*1)現状の株価が割安な状態で銘柄を購入できると、株価の高騰が見込めると言えます。

PERは、銘柄の情報サイトで簡単に確認可能なため、投資先選びを行う際には確認しましょう。

(*1;業界・業種によって平均は異なります。投資を検討している企業の業界や業種の基準と照らし合わせて確認しましょう。)

初心者におすすめの銘柄を見つける

NISA(ニーサ)口座を利用した投資の初心者におすすめの銘柄を選ぶこともひとつの手です。NISA制度は、非課税枠や非課税期間が設定されており、通常証券口座と異なる点が少なくありません。

上述のポイントだけでなく、初心者におすすめの銘柄も確認して、銘柄選びに役立てましょう。

おすすめのNISA(ニーサ)口座ランキング

ここからは、おすすめのNISA(ニーサ)口座ランキングを紹介します。NISA口座は、投資家1人につき1口座しか開設できません。そのため、口座開設を行う際には、どこの金融機関で開設するかが重要になります。

金融機関によっては、自身が投資したい商品に投資できない場合などがあるため、事前にきちんと情報を確認したうえで、口座開設する金融機関を判断しましょう。

1位:SBI証券

おすすめのNISA(ニーサ)口座ランキングの1位は、SBI証券です。株式、投資信託ともに非常に豊富な取扱銘柄数と、取引手数料の安さで業界最高水準を誇ります。国内株式の売買手数料と、海外ETFの買い付け手数料が無料です。海外株式については、9カ国の銘柄に対応していて、様々な国の企業に投資可能です。

また、IPO投資が可能なため、非課税枠を最大限活用した資産運用を行えます。投資相談やセミナーも定期的に開催されているため、投資知識を身に着けながら資産を形成できます。

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2位:楽天証券

楽天証券のNISA(ニーサ)口座では、国内株式3,700本以上の中から投資先を選択できる特徴があります。また、手数料の安さも業界最高水準で、SBI証券と同レベルで、豊富な取扱銘柄の中から自由に投資先を選択でき、コストを抑えた投資を実現できます。

しかし、楽天証券のNISA口座はIPO投資を行えず、取扱のある証券取引所については東京・名古屋の2拠点に限定されています。さらに、投資相談サービスは提供されていないため、相談しながら投資を判断したい方には不向きです。

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3位:松井証券

3位は、老舗の松井証券です。松井証券のNISA(ニーサ)口座では、国内株式の売買取引はもちろん、キャンペーンによって投資信託の売買手数料が実質無料になる特徴があります。

IPO投資も行えるため、効率的に資産を形成できます。ただし、投資信託の取扱数がSBI証券や楽天証券に比べて707本と少ないため、多くの選択肢の中から投資先を決定したい方には不向きです。

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4位:マネックス証券

米国・中国株式に強いマネックス証券です。マネックス証券のNISA(ニーサ)口座では、米国・中国株式の買い付け手数料が実質無料になります。また、米国株式は3,000銘柄以上、中国株式については上場銘柄のほとんどが取り扱われているため、NISA口座から米国・中国株式に投資したい方には最適です。

しかし、国内株式や投資信託の取扱数はSBI証券や楽天証券よりも少なく、対応している取引所は東京証券取引所1箇所です。投資相談サービスも提供されていないため、投資初心者には不便です。

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5位:カブドットコム証券

5位は、三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券会社、カブドットコム証券です。カブドットコム証券のNISA(ニーサ)口座では、国内市場の上場銘柄全てに投資可能ですが、海外株式には非対応です。

IPO投資を行えて便利ですが、投資信託の取扱本数が約1000本しかなく、投資相談サービスは提供されていないため、投資初心者にとっては不便な点が少なくありません。

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NISA(ニーサ)銘柄ランキングを参考に、銘柄を見つけて投資を始めましょう

NISA(ニーサ)の銘柄ランキングの見方と、具体的におすすめのランキングを紹介しました。また、投資銘柄を選ぶ際のポイントをお伝えしました。NISAでは投資家保護制度が無いため、投資銘柄選びを誤ると、多額の損失を投資家自身で全て被るリスクがあります。

様々な金融機関が提供している銘柄ランキングはもちろん、買い付け数や金額以外に、過去の実際の運用益が分かるランキング等を確認できることで、自身の資産を守りながら増やしていけます。銘柄選びのポイントを理解したうえで、投資先を判断し、NISAを賢く活用しましょう。

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