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NISA(ニーサ)口座開設におすすめの証券会社5選!おすすめの銘柄もご紹介

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NISA(ニーサ)もしくは積立NISA口座を開設する際におすすめの金融機関を人気ランキングを参考に5社ご紹介します。また、実際にNISA口座から投資を行う際におすすめの銘柄も解説します。これからNISAもしくは積立NISA制度を利用した資産形成を視野に入れている方は、NISA口座開設の際の参考にしてみてください。

おすすめのNISA口座について記載されてたホワイトボードの画像

NISA(ニーサ)でおすすめの口座とは?

NISA(ニーサ)制度を利用て資産運用を行う際におすすめの金融機関はどこなのでしょうか。投資家にメリットの多いと言われるNISA制度の概要と、NISA口座のランキングから見たおすすめの金融機関をお教えします。NISA口座開設に迷っている方は参考にして、開設を判断していきましょう。

NISA(ニーサ)とは

NISA(ニーサ)とは、非課税適用を受けて投資による利益を得ることができる個人投資家のための税制優遇制度です。非課税適用の対象となる資産運用益は、最大5年間の期間内に、年間で120万円以内の資金から行われた投資による利益となります。

参考:NISAとは?[金融庁公式サイト]

銀行口座と証券口座の違い

銀行口座はお金を預けておくところで、何度もお金を出し入れする口座になります。一方の証券口座は、株式や投資信託などを購入するための口座です。現金の振込や公共料金の自動引き落としなどには対応していません。NISA(ニーサ)口座については、これらのどちらからでも口座の開設を行うことができます。

以下では手数料と商品ラインナップの2点について銀行口座と証券口座の違いを説明します。

手数料

手数料は、NISA(ニーサ)口座内で保有している資産を取引する度にかかります。金融機関によってこの手数料は異なってきますが、平均的に、銀行のNISA口座の販売手数料は証券会社に比べて高くなっています。また、証券会社のなかでも特にネット証券はこの手数料が安くなっています。

手数料は1度の取引の際には小さな違いですが、運用を行っていくなかで何度も取引を行うことで結果的に多額の投資コストがかかってしまう可能性があります。証券口座開設前に手数料についてきちんと確認した上で、自身の納得できる金融機関を選ぶことが大切です。

商品ラインナップ

商品のラインナップについても銀行と証券会社では大きく異なります。銀行では株については基本的に取扱いがなく、投資信託については取扱がある場合でも商品数が少ないケースが多いです。対して証券会社では、株・投資信託どちらも取扱いがあり、販売本数も非常に多くなっています。

例えば、投資信託の取扱い数について見ると、大手銀行の三井住友銀行では154件なのに対し、ネット証券会社大手のSBI証券では2135件と、10倍以上の差があります。

NISA(ニーサ)口座ランキングにみるおすすめのNISA・積立NISA口座

ここからはNISA(ニーサ)口座の総合ランキング上位である証券会社を5社ご紹介します。それぞれの証券会社の特徴と、他の金融機関と比較して優れている点をお教えします。これからNISA制度を活用した資産運用を視野に入れている投資家の方は、NISA口座開設前に参考にしてみてください。

SBI証券

日本国内のネット証券会社の最大手です。NISA(ニーサ)口座で日本株の売買手数料が無料、海外ETFの買付手数料も無料になっています。投資信託の取扱い数も2500件を超え、IPOにも対応した、ユーザーのニーズを網羅した口座です。

SBI証券[NISA・積立NISA]

楽天証券

SBI証券と並んで非常に人気の高いネット証券会社です。日本国内の株式から、外国株式や投資信託まで幅広く運用することができます。SBI証券と同様に国内株式の売買手数料、海外EYFの買付手数料が無料となっているため、投資コストも安く済ますことができます。

取引によって楽天証券のポイントが溜まり、楽天ポイントに交換して買い物、もしくはそのポイントで投資信託も購入することができます。IPO株の取扱いはありませんが、投資信託の取扱い数は2500以上とトップクラスです。

楽天証券[NISA・積立NISA]

マネックス証券

100円から投資信託を始めることができ、手数料も実質無料で取引を行うことが可能になっています。日本の国内株の売買手数料が無料、海外株についても購入時の手数料が全額キャッシュバックされます。NISA口座で海外株の手数料が無料になる唯一の証券会社です。

サイトの見やすさや使いやすさにも定評があり、IPOにも対応しています。

マネックス証券[NISA・積立NISA]

GMOクリック証券

取引手数料が基本的に無料で、投資コストを安く済ますことができます。スピード感ある取引を可能にする様々なツールも充実しており、IPOにも対応しています。投資信託の取扱いは90本と少なめですが、株の売買を中心に行う場合には問題ない数です。

GMOクリック証券[NISA・積立NISA]

松井証券

日本の国内株に加えて取扱いのある投資信託の販売手数料もほとんどが無料で取引を行うことができます。海外株の取扱いはありませんが、国内株に関する情報が非常に充実しています。投資信託の取扱い数は500本以上、IPOにも対応しています。

シュミレーション機能やサポート体制が充実しており、初心者にもおすすめの口座です。

松井証券[NISA・積立NISA]

NISA(ニーサ)でおすすめの銘柄は?

ここからは、NISA(ニーサ)制度を利用した資産運用を行う際におすすめの銘柄を説明します。NISAの一般NISAと積立NISAの2種類のそれぞれのパターンに分けていくつか紹介していきます。

一般NISA(ニーサ)でおすすめの銘柄

まずは非課税期間5年間、年間の非課税枠は120万円の一般NISA(ニーサ)口座からの投資におすすめの銘柄をお教えします。

JT(2914)

たばこ事業で有名なJTです。銘柄の割安度を表す、15倍を基準として考えられる「PER」(*1)の数値が12.59倍と、比較的割安であることが分かります。配当利回りは5%とこちらも高い数値を誇ります。

(*1:企業の純資産と1株当たりの株価を比較して、株価が資産額に対して割安か割高かを示す数値です。)

参考:PER/株価収益率 (ピーイーアール/かぶかしゅうえきりつ)

みずほ(8411)

銀行業やその他様々な金融業を営むみずほFGです。みずほの特徴に、最低投資額の安さがあります。みずほ株価は2019年1月25日時点で177円となっており、1単元17,700円から投資を行うことができます。これは年間の投資可能額が設定されているNISA制度を利用する際に大きなメリットとなります。

また、銀行業であることから株価が比較的安定していることも、中長期的な投資を目的としたNISA制度とマッチするポイントです。

花王(4452)

化学業界で有名な花王です。花王は株価の割安度を示すPERが25.17倍と非常に高くなっています。25年以上不景気の中増配を続けていること、ここ5年間の株価が安定的に高騰しており、長期的に保有することで利益を得ることができる銘柄です。

ヤクルト(2267)

食料品メーカーのヤクルトです。こちらも割安度を表すPERが34.44倍と非常に高く、長期的視点で見て値上がりが期待できる銘柄です。ここ3年の株価変動を見ると、継続的に株価が上がっている点もおすすめな点です。

積立NISA(ニーサ)でおすすめの投資信託

積立NISA(ニーサ)口座からの投資におすすめな投資信託をお教えします。積立NISAでは投資期間20年、年間で40万円までの投資可能金額の制限のなかで行われた投資の利益を非課税にて受け取ることができます。

また、積立NISAでは投資対象が金融庁によって162本に限定されており、その中から最適なファンド(*1)を選択して投資を開始する必要があります。

(*1:投資信託のことを指します。)

参考:つみたてNISA(金融庁公式サイト)
参照:つみたてNISA対象商品届出一覧(金融庁公式サイト)

ひふみプラス

高い年率リターンをキープしている銘柄です。日本国内の株式に投資する投資信託で、投資信託内の現金の比率を最大で50%とすることができる特徴があります。現金保有の比率が高いことで、急な株価の下落が発生した際の下げ幅を小さくすることができるメリットがあります。

NISA口座では損失が発生した際の投資家に対する救済措置がないことから、損失リスクに対する備えがある投資信託を選ぶことで投資全体のリスク抑制を行うことができます。

eMAXIS系

国内のみならず、先進国はもちろん新興国も含めた海外の多様な資産へ投資することができる投資信託のシリーズです。幅広い品ぞろえから自身に最適な金額商品を選択して投資することができ非常に便利です。また、売買コストが安いことで投資コストが抑えられ、効率的な資産運用を行うことができる点も魅力です。

参考:eMAXIS(eMAXIS公式サイト)

NISA(ニーサ)の情報収集におすすめの本

ここからはNISA(ニーサ)制度に関する情報収集を行う際に役立つ本をご紹介します。書籍からの情報収集は、インターネット上にも非常に多くの情報がありますが、出版前に校閲が入っていることで、より信憑性の高い確実な情報を得るのに有効です。気になるものがあれば実際に購入してみましょう。

税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門

NISA(ニーサ)制度について一般NISAと積立NISAそれぞれの概要から年金拠出制度であるiDeCo(イデコ)の概要と比較、NISA制度を活用した資産運用の方法などNISAに関する様々な情報が記載されています。

また、積立NISA口座を開設する金融機関選びについても言及されており、これから積立NISAの利用を視野に入れている方は必見の内容です。

税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門

じっくり派もお手軽派も 必ずトクする!NISA入門

NISA制度について初心者向けに書かれた一冊です。これから資産運用を始めるうえで知っておきたいこと、NISAと積立NISAそれぞれの特徴が説明されています。株式投資と投資信託に関する情報も書かれており、NISA制度を活用した投資の概要を学ぶことができます。

イラストが多く使用され、分かりやすい説明がされており、誰でも読みやすくなっています。

じっくり派もお手軽派も 必ずトクする!NISA入門

正しい知識を得て、自身に合ったNISA口座を開設していきましょう

NISA(ニーサ)と積立NISAの概要から、実際にそれぞれの制度を利用して投資を行う際におすすめの銘柄をお教えしました。また、NISA口座開設におすすめな金融機関をご紹介しました。NISAは投資家にメリットの多い制度ですが、損失発生による投資家のリスクが大きいことから取引手数料が異なる口座開設金融機関の選択が非常に重要となります。さらに、NISA口座から投資を行う際には、長期的視点で安定的に利益を上げることができそうな銘柄など、自身の資産運用の目的や金額に応じて上手にNISA制度を活用して最適な銘柄に投資を行うことが大切です。

NISA口座の非課税メリットを最大限活かして、自身の資産形成に役立てていきましょう。

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